それが新井選手は打った。ホームを走っているときに「入ってくれ」という言葉がカメラのアップで写る。入った。ホームランになった。
テレビの前で大騒ぎをしているのが夫である。
新井選手の喜びもそのままテレビに映っている。
その画面に夫も同じように喜んでいる。今日もBS7では6時から放映している。阪神対ヤクルト戦は甲子園で行われている。連休の間の試合、大勢のファンが駆けつけている。夫は1度見に行こうという。それが電車で行くと電車の時間もあって最後まで見られない。車で行くと周りはビールを飲んでいるのに飲ませられない。これでは野球観戦の面白みが半減するだろう。そう思うとテレビ観戦で十分である。
それがこのごろテレビを見ているときの夫は昔よりさらにやかましくなった。もう雄叫びに近い。私はもううるさいから黙ってパソコンのところに行く。そしてパソコンのところに行った私に気が付いて「一緒にテレビ見よう」というが何もしないでじっと見ているのがもったいない。
何かをしながら見ている。
夫は野球観戦まの間にビールが大分入っている。野球が終わってニュースを見ていても雄叫びの余韻が残っていてニュースキャスターに文句を言っている。
男性というものはこんなものなのか。
結婚した頃は無口な人だった。まだ私に心から信用していなかったのだろうか。
もう今は違う。そのままさらけだして叫んでいる。
それが外にでると猫のようにおとなしくしている。
夫は言う。「話すと不勉強がでてしまうので格好よく見せたいので黙っている」という。考えたらずるいなと思うが夫の世代は京都という土地で生まれて育った。地域柄在日韓国人に差別の多いところにいたせいか本音をなかなか出さない人である。
結婚した当時は無口でほとんど話さない人だったのにもうこの10年前からよく話す。よく話す。
若いときは私のことより友人と徹夜マージャンばかりしていた。それがある日ぴたっとやめた。尿管結石になって何日間入院する破目になって私の親が注意したら角が立つ。親が当時の社長に頼んだのだろう。
社長に注意されてからぴたっと徹夜マージャンはやめた。あとは競馬もしたが家にお金がなくなることに気がついてやめた。
それからは奈良市内でも繁華街の近くに引越しをしてきたのでパチンコ屋さんに行くがこれも若い時は私に苦労もかけた。私は若いとき猛烈に働き家事はほとんどほったらかし。日曜日もほとんど取材でていく。奥さん不在の家だった。このへん男性はひとり遊びができないのか誰かを誘っては外食していた。
こんな光景にもう仕事はやめてもいいと思うこともあったが書くことが好きでなかなかやめられなかった。
そしていろいろなことを体験して自宅で仕事して現場に行くときだけ外出する仕事体制になってようやく夫は家にいるようになった。
それから私も年をとってきたこともあって昔のようにエネルギシュに仕事ができなくなった。夫婦2人してテレビを見ることが多くなった。
そしてプロ野球が始まると夫の雄叫びもすごい。
私が外で猛烈に仕事をしていたときはまだ猫がいた。猫が話し相手だったようだ。今でも時々猫の名前を呼んでいる。
そしていないことに気がつく。
そう思うと私が好きな仕事を続けてくるのに夫は随分寂しい思いをしていたのかと今頃気がついた。
年を取ってきてもう心の扉を閉めることもなくなったのかこの頃はテレビを見てはよく文句を言っている。
しかし昨日の新井選手のさようならホームランは最高に気分がよかった。
さて今日はまだ0対0、午後7時11分である。
さて今日はどうなるのんか---。
テレビの前で大騒ぎをしているのが夫である。
新井選手の喜びもそのままテレビに映っている。
その画面に夫も同じように喜んでいる。今日もBS7では6時から放映している。阪神対ヤクルト戦は甲子園で行われている。連休の間の試合、大勢のファンが駆けつけている。夫は1度見に行こうという。それが電車で行くと電車の時間もあって最後まで見られない。車で行くと周りはビールを飲んでいるのに飲ませられない。これでは野球観戦の面白みが半減するだろう。そう思うとテレビ観戦で十分である。
それがこのごろテレビを見ているときの夫は昔よりさらにやかましくなった。もう雄叫びに近い。私はもううるさいから黙ってパソコンのところに行く。そしてパソコンのところに行った私に気が付いて「一緒にテレビ見よう」というが何もしないでじっと見ているのがもったいない。
何かをしながら見ている。
夫は野球観戦まの間にビールが大分入っている。野球が終わってニュースを見ていても雄叫びの余韻が残っていてニュースキャスターに文句を言っている。
男性というものはこんなものなのか。
結婚した頃は無口な人だった。まだ私に心から信用していなかったのだろうか。
もう今は違う。そのままさらけだして叫んでいる。
それが外にでると猫のようにおとなしくしている。
夫は言う。「話すと不勉強がでてしまうので格好よく見せたいので黙っている」という。考えたらずるいなと思うが夫の世代は京都という土地で生まれて育った。地域柄在日韓国人に差別の多いところにいたせいか本音をなかなか出さない人である。
結婚した当時は無口でほとんど話さない人だったのにもうこの10年前からよく話す。よく話す。
若いときは私のことより友人と徹夜マージャンばかりしていた。それがある日ぴたっとやめた。尿管結石になって何日間入院する破目になって私の親が注意したら角が立つ。親が当時の社長に頼んだのだろう。
社長に注意されてからぴたっと徹夜マージャンはやめた。あとは競馬もしたが家にお金がなくなることに気がついてやめた。
それからは奈良市内でも繁華街の近くに引越しをしてきたのでパチンコ屋さんに行くがこれも若い時は私に苦労もかけた。私は若いとき猛烈に働き家事はほとんどほったらかし。日曜日もほとんど取材でていく。奥さん不在の家だった。このへん男性はひとり遊びができないのか誰かを誘っては外食していた。
こんな光景にもう仕事はやめてもいいと思うこともあったが書くことが好きでなかなかやめられなかった。
そしていろいろなことを体験して自宅で仕事して現場に行くときだけ外出する仕事体制になってようやく夫は家にいるようになった。
それから私も年をとってきたこともあって昔のようにエネルギシュに仕事ができなくなった。夫婦2人してテレビを見ることが多くなった。
そしてプロ野球が始まると夫の雄叫びもすごい。
私が外で猛烈に仕事をしていたときはまだ猫がいた。猫が話し相手だったようだ。今でも時々猫の名前を呼んでいる。
そしていないことに気がつく。
そう思うと私が好きな仕事を続けてくるのに夫は随分寂しい思いをしていたのかと今頃気がついた。
年を取ってきてもう心の扉を閉めることもなくなったのかこの頃はテレビを見てはよく文句を言っている。
しかし昨日の新井選手のさようならホームランは最高に気分がよかった。
さて今日はまだ0対0、午後7時11分である。
さて今日はどうなるのんか---。
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