鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

へんなCMがでてきた。

2006-03-04 08:12:33 | 直言!
また家庭を乱すCMがでてきた。住宅の宣伝だが4寸角の柱を見ながら「これが家の柱ですね」と家族4人が話している。そして「我が家の柱は」に子どもが「お母さんです」と言っている。お父さんは何も言わないで笑っている。これでCMは終わっている。私が考え方が古いのかテレビに向かって「そうじやない。一家の大黒柱はお父さん」と1人でテレビに向かって話していた。CM製作者の家庭は母親か女性が家庭の実権をにぎっているのだろうか。
かつて昔の親たちはどんなにお父さんが飲みすけで甲斐性がなくて家族の前ではだらしがなくても「家長はお父さんだ」と言って家庭は父親、あるいはそこに祖父がいれば祖父が中心にして家庭生活が営まれてきた。
そして1980年代、男女雇用均等法が叫ばれ1990年代に入ると今度は男女共同参画とも言われて女性たちは家庭をほったらかしにして外の活動が中心になった。子どもたちの家庭教育が退廃した。
社会では女性の声高に左右されて女性専用車が設けられ食事と化粧をする車両に変化した。
もちろん男性諸氏の痴漢行為は許されるものではないがあまりにも女性を甘やかし女性の言い分を取り上げて社会生活にルール化がなくなってしまった。隅っこに追いやられた男性諸氏たち、面倒なことは嫌だ。それでなくても生活の糧を稼ぐのに会社では上からも下からも締め付けられて電車の中は喧しい家庭騒音からも離れて唯一自分の時間である。ただじっと座って居眠りをするか好きな読書や新聞を読んでいく。犯罪につながるようなこともしない男性たちも女性専用車から追いやられた。しかしもうだれも女性専用車両には乗りたくない。
髪をとく者、化粧をする者、飲食をする者、たまに新聞を読んでいる女性がいることも確かだが大方社内で化粧をしている。こんな化粧と食べ物の匂いが蔓延するところに乗りたくない。この延長が女性専用車両ではない車両にもされてこの迷惑行為を見ながらマナーを持って暮すものは本当にはた迷惑、だがこの行為が平気で行われている。
創造力豊かな男性はパジャマのまま化粧や飲食をしている姿を想像しているだろう。近年痴漢が増えたのはこのへんにもあるのか。化粧をしているあの姿は男性諸氏に興味をわかせ理性のある男性たちは黙って知らん顔しているが中には性欲をわきたたせる。女性の化粧の行為や飲食の仕草である。よくもまあ、あの香りの高い駅構内にある外資系のコーヒー、入れ物も持ちやすくなっているのであれを通勤電車に持って乗ってくる。コーヒーの匂いが社内に充満している。あれで男性たち性欲を理性で押さえていると人もいるかもしれないと私はふと考えるときがある。
女性たちにも原因がある。
なのに、またCMの中で「お母さんが大黒柱」と言っている。また退廃した子どもたちの作り出すキッカケにもなっていく。
家庭教育に役立つCMを心がけてほしい。私たちが育った時代は腐っても鯛といわれるようにたとえ生活能力がなくても家の家長でお父さんだった。
生活能力はなくても当時のお父さん、子どもは社会の1員に育てなければならないという責任感で物の善悪は教えた、どんなにだらしないお父さんでも子どものしつけにいざとなれば父親の威厳を見せて叱った。
それが今出来ない家庭構造は何か。男女平等で女性の地位が保たれた。しかし家庭の権力を男性ととっかえなさいとは言っていない。双方助け合う精神を言っているのである。
まだ父親の威厳が残っている韓国の儒教文化を日本の家庭や学校教育に取り入れて家族構成のありかたを考えてほしい。
先日、ある新聞のコラムに載っていた。韓流ブームで韓国の男性と結婚した日本人女性が嘆いていた。男性が間違っていても男性の意見に従わなければならない。女性の意見が反映されないから日本人女性たちが悩みを話し合って暮しているところが紹介されていた。
韓国の風習が正しいとは決して思わない。私もそんな家庭環境で育ったので若いころは「儒教文化」が大嫌いだった。しかし日本の生活が乱れ子どもを教育する女性の一般生活が乱れている。あまりにもひどい世の中になった。
また子どもが見るCMにも「うちの柱はお母さん」ときた。これはおかしい。やっぱりおかしい。またさらに子どもの生活の乱れに拍車をかけていく。

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