風邪気味なのか寒い。

びっくりしたのでエアコンの暖房切っていると寒い。
ガス代も高いのに驚いている。
年末は掃除で湯沸しを使い暖房のエアコンはつけたままである。つけないと1度、風邪を引いてそれから掃除する時も暖房を入れている。
しかし寒いな。
フトンの中で横になっていても暖房が入っていなくてもぽかぽかと暖かかったのは朝日を浴びている午前中だった。
朝日が当たらなくなると部屋の中が冷え込んできた。

こんな寒い時に14年前の1月17日、阪神淡路大震災にあった。
あの揺れは奈良でもひどく生涯忘れることができない阪神淡路大震災になった。
今年も17日が来ると思っていると今日という日になった。
あんなに激しい揺れの体験も生まれて初めてだった。
未曾有の被害を受けて6000人を越える人が亡くなった。
寒い中を震災から10日目から神戸に入った。
天保山から船に乗って三宮にでた。
三宮からは交通は寸断され動いているのは自転車とバイクだけ。皆徒歩で移動した。半壊・全壊そして歪んだ家屋を見ながら垂れ下がる電線をすり抜けての徒歩だった。
あの光景も忘れることができない。
三宮からやっと臨時バスに乗れても最寄の駅にはつかない。渋滞の中を降りて暗い夜道を阪神電車乗り場まで歩いたこともあった。そして深夜近くに奈良に戻ったこともあった。
それからは天保山から船に乗って神戸で下りると今度は帰りの船を確認して現場取材をしたものだった。取材途中で現場を切り上げることもあった。

1月17日、新聞のニュース、テレビのニュース番組にまた当時を思い出して涙が滲んでくる。なぜかしら目頭に涙が滲んでくる。
あの激しい揺れは家屋は２階が1階になっていた。家の下敷きになった人も多くいたのだろう。
半壊・全壊した町の中を歩いた当時を思いだして涙が滲んでくる。
地震は突然にやってくる。
今も揺れが少しきついと阪神淡路大震災を思い出して身構えてしまう。