７月30日、木曜日。後1日で８月。

本当に雨がじとじととよく降ります。
朝からずっと雑用を片付けていた。
前から案内いただいてものをそのままにしていた。連日、何かと忙しい。
体調を崩して早く寝ることにしていたので夜できないものがずれ込んできた。
家にいるとどうしても眠くなって居眠りをする。
これも体調のためと考えて昼寝に逆らわないでするようにしている。
それでも夜もよく寝る。寝つきの悪い時もあるがよく寝る。
夕べ、夜中に雨が降っていたことは何も知らない。
やっと落語高座の画面構築できた。
次ぎの雑用は写真送信。先日開かれた金剛学園の来年小学校に入学する１年生の１日体験入学、子どもはかわいい。ついかわいさに写真を何枚か送りますと教師と約束してしまった。それで朝から17枚の写真の縮小作業した。
けっこう時間がかかるが送信する時が早いので縮小作業した。また受信した方も大きいサイズ、容量の多いものを現像するのも大変、結局縮小作業をしないといけない。
新聞用は写真を拡大したりするので粒子が粗いと出来ないらしい。
それで大きいサイズを１枚1枚送信している。
写真を縮小していまやっと送信が終った。
時計は10時半、過ぎた。
今日は7月の取材活動の整理をしないといけないのにたまっていた雑用を片付けてほっとした。

空は雨雲、それでも外は暑い。
昨日は堺市に入った。11時に入る予定がメールであれこれしていると自宅を出たのは９時45分。このまま堺市にいかないといけないが行きつけの喫茶店で新聞２紙を急いで目を通した。出たのか１１時前、１１時過ぎの電車に乗って難波に出た。もう12時前、南海電車にのるために長いコンコースを歩くがこのコンコースの途中で昼食、取材現場にはビビンバップやわかめスープにチヂミが出るが私はまたお腹のことを考えてコンコースの途中のレストランで済ませることにした。
頼んだメニューにすべて飲み物がつくという。飲み物をつけての値段は理解できるが私には飲み物を飲んでいる時間がない。
コンコースを歩いているときに取材先の関係者から電話が入る。
「今難波です。もう少しすると現場に入ります」と言って電話を切っていた。韓国料理が食べられないのでレストランに入った。
「飲み物をいらない」と行っているのに店員の男性は「飲み物をついてもつかなくても同じ値段ですから飲み物」と少し強要するが私は「そんな時間がありません。ご飯をかき込むのにそれだけで忙しいです」と言ったらやっと納得してくれた。南海電車から電車に乗って堺東駅で降りてタクシーにのって堺市立少林寺小学校に行った。日本の学校に通う在日コリアンの子どもたちの集まり、夏のイベントをしている会場に向かった。
昼食は３階、古い建物の学校はエレベーターがない。３階まではきついがしょうがない。子どもたちの食べている様子を写真にとって体育館に戻った。
教師たちに話を聞いて閉会式までいた。
終ったのは３時20分。以前金剛学園にいたソンセンニム（先生）は堺市内の公立小学校で教鞭を取っている。日本の大学を出て韓国に語学留学している。
有能な教師だったが金剛学園が校舎移転問題で一時騒動になった時に、彼女は日々の暮らしの構築が大切だったので日本の公立学校に転職した。
ソンセンニムは日本の公立学校でも本名で働き本名の名札をつけて子どもたちに教鞭をとっている。
本名を名乗るソンセンニム、いろんな効果が生まれている。クラスに通名が名乗っている子どもが「私のお父さん、韓国人、お母さんは日本人やで」と言ってくる。
そして前の晩に法事があると「昨日、法事があって夜遅くまで起きていた」と話す。本名を名乗る教師たちに在日コリアンの子どもは自然に心を開いて自分の家のことを話していくという。
こんな功績が多いので大阪は在日コリアンの最多住地域、大阪は未来の子ども、国際社会を見据えて在日コリアンの教師たち100人を超える人を採用している。
それでも通名で教壇に立つ教師がいる。
これには府教育委員会も黙っていない。それなりに指導しているが本人の意思もあって強要できない。その現実を知った民団大阪本部はさっそく要望書に入れて抗議をしていく。教壇にたつ教師が通名名乗っていては子どもたちがもっと萎縮してしまうと。見えない在日コリアンを作っていると。
大阪府の「違うことを認める教育指導にあっていない」と抗議をする。私は抗議している現場は仕事を通して何度も見てきた。抗議をする関係者たちは自分たちと同じ思いを子どもにさせたくないという熱い思いがこもっている。

ソンセンニムと一緒に帰りたかったが後片付けがあるというので私は閉会式が終るとすぐに出てタクシーに乗って堺東の駅に出た。堺東から難波に着くと４時５分。また長いコンコースを歩いて近鉄線乗り場に向かった。
阪神と直結してから難波から座れなくなった。これも不便なものである。
特急の奈良行は4時45分、喫茶店に入る気にもなれない。待合のベンチに座った。隣に座っている70歳を過ぎた女性も奈良行特急に乗るという。三宮から来る電車に座れなくなったとこぼしていた。それで特急に乗りますと話していた。
奈良に着くと5時5分、急いで本屋に寄って1冊の文庫本、読みたいのがあったので買った。「官僚の夏」は昨日の電車の中で読んでしまった。
本屋さんからスーパーに買物に行く。買った物は少ない。
レジに籠を置いた。1つは計算されていたが前の中高年の女性が小銭を出してしょうとするので時間がかかっている。こちらも空いていますと言われてそのところに持っていた。茄子と胡瓜だけのレジ勘定。挽肉のことはすっかり忘れている。家に帰って挽肉のないのにやっと気がついた。挽肉を茄子に挟んでしょうと思ったが忘れてきた。
私の好きな茄子の炒め物でもしょう。
家に帰ると6時前、急いでシャワーを浴びた。
急いでいると忘れている用事があった。
特急電車の中でかかった電話にデッキでも気を使って電車から降りてから「電話します」といったものの奈良駅につくともう忙しい、気持は家路に走っている。
あわててシャワーを浴びて電話すると留守電になっていた。
新しく赴任された高官、こちらかにご挨拶にいかないといけないのにこうムシムシ暑いと出るのは仕事だけでいいと思ってしまう。これも仕事の1つだがまたの時にしょうと思っていると秋風が吹く頃になる。
早くいかないといけないなとは思っているが。
１１が過ぎた。早いが昼食をして昼から会計処理の仕事をしないといけない。