鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

4月8日(日)今、午前11時前です。外は晴れ。

2012-04-08 11:59:12 | 直言!
朝、6時過ぎに起きて家事をしていく。
6時半過ぎにパソコンの前に座って昨日の現場取材の記事を起こしかけた。
バタバタしていて聞くのを忘れたものがあった。
インターネットで検索するが肝心にものが検索できない。
とりあえず明日、確認作業することにした。
この作業でも30分はかかった。
初めての現場なので資料を読み込んで仕上げていくと時計は9時半になっている。夫はすでに起きてきて新聞を読んでいたが自分で朝食を準備し始めた。
昨日、食べたい食材を買って来たものがあって電子レンジで温めると食べられる。自分で温めて食べていた。
写真を送って9時45分に終わってパソコンを閉じた。
そして自分の朝食の支度をした。
食パンにキャベツやソーセージを載せてピザ風にして焼いた。
コーヒーと一緒に朝食、終わると直ぐに片付けてまたパソコンを開いた。
もう1本の原稿、昨日の現場取材があった。
これは現場を30分ほどで出ている。
事前取材したものを合わせて記事にした。
11時前に写真を送る作業も終わってやっと今日のブログを書いている。

昨日、韓国系民族学校金剛学園の入学式の現場に入った。
中高校は午後からだが小学校は午前中から行われた。
式典の前に廊下で並んで待つ新1年生、可愛い。緊張しているけれど可愛い。
この子達は学んで成長して大人になっていく。
韓国語を勉強して英語もネイテイブの英語、アメリカ人教師から学ぶ。韓国語も韓国政府派遣教師や韓国に留学して教師免許を収得した在日韓国人教師から学ぶ。私は小さな田舎の日本公立学校で高校まで過ごしたものは本当に羨ましい。韓国の童謡も歌える子どもたち、見ているとうらやましい。
私が歌える童謡は「故郷の春」程度である。

小学校に入って専門の教師から韓国楽器、チャンゴ、ケンガリ、プク、チンという楽器の使い方、叩き方を教わるので4年生あたりになると学芸発表会で見せる「サムルノリ(4つの楽器演奏)」の演奏は迫力に満ちていて圧巻です。
こんなときは私の瞼に涙が溢れている。
今の時代に育った子どもたち、南北分断という大人たちの心情になどわされず国力が発展した韓国の支援を受けて韓国の文化や言葉を堂々と学ぶ環境にあることにこの子達は何もなく立派に育ってほしいと願う。

私は日本の敗戦後、在日コリアンは南北分断国家に翻弄された。
親の考え1つで子どもたちの環境は変わった。
私は父親が新聞などで北朝鮮の現実を把握していた。それで子どもたちは地元の日本の公立学校に就学させた。
在日のこと、韓国のこと、分断のこと、それとなく夕食の後に父親は話して教えてくれたが肝心の子どもの私は「また、こんな話」と思っていつもうわの空で聞いていた。
ハングルを教えようとする父親に「日本で暮らしているのに日本語でいい」といったら父親は私の顔をじっと見て「ほんまにそう思うか。韓国語を使わなくても覚えておいたほうがいい」といったが、それからけっして私にハングルを教えようとしなかった。
ただ42歳になって自分から進んでハングルを習いかけたときに父親は発音の仕方を教えてくれたが未だにその発音ができない。

金剛学園の子どもたちは日本語、韓国語、英語を学んで大人になっていく。
未だに南北分断国家だが時代は変わった。
韓国は経済発展を遂げて世界に羽ばたいている。
子どもたちは韓国に留学して韓国語を収得してくる。
本当に時代はかわった。
しかし日本は未だに解決されていない在日コリアンに対する処遇問題、3世や4世たちはなんのこだわりもなく日本国籍に変えていく。
3世でも2世たちの家族構成を見てきた人は日本国籍になってもある日、突然に血が騒ぐことがあるらしい。
やはり消すことのできないルーツに葛藤するのは誰もが体験しているのである。
葛藤する在日コリアンはまだまだ多く存在して継続されていくだろう。
日本人自身の意識改革をどうしていくのか---。
まだまだ続く諸問題である。
写真は3年ほど前、金剛学園小学生の学習発表会で4年が韓国楽器演奏をした写真です。
さてこれから夫と一緒に奈良公園の桜を見学にいくので身支度です。
また---。
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