ソプラノ歌手 山田 由紀子 “歌に生き 愛に生き” 万物の命が共生・共存・共栄し調和する社会を目指して

動物福祉・環境保全・健康の為にエシカルヴィーガンライフを心掛けております。コンサートやイベント情報をご紹介しております。

搬送

2010-08-17 | 日記
今日は火曜日、とても気が重い曜日です。
県内の保健所に収容された犬猫達を最終処分場(私は処分という言葉が大嫌いなのでこういう書き方はしたくないのですが、解り易いので書きました)沼田の動物管理センターに搬送する日です。

私は毎週火曜日の昼間は保健所に通っています。

今、動物愛護団体の活動で力を注いでいるのが、沼田動物管理センターまでの搬送方法です。

トラックで群馬県の各保健所を回りながら、最終的に沼田に搬送されます。
一番初めに乗った子は約6時間以上もこの暑さの中、車上のこのコンテナの中、もしくは車上に積まれたゲージの中で車に揺られている訳です。
いくら、沼田に運ばれる子達だからといっても、この道のりは我々には測り知れない苦痛と苦しみを与えている事には変わりありません。
何とか試行錯誤して、せめて、苦痛を与えない方法を実践してみました。

①氷を入れてあげる。
②我々団体の会員が持ち回りでクーラーの効いた自車で送ってあげる。











ゲージに入った子達にはペットボトルの水を凍らせて入れてあげました。

最近、ピュアな成犬達が保健所に多く見られます。
どんな理由だか解りません。
でも・・・





とても可哀想な子達です。

殆ど病気を持った子達です。

私は保健所の方々を本当に尊敬しています。
心から感謝しています。

毎週火曜日までの一週間、飼い主を待ち続ける迷子犬と一緒に散歩して、野犬達には人間の温もりを身体で覚えさせて、ゴミ袋に入れられて捨てられていた子猫にはミルクをあげながら、、、
お座り!待て!と言っておやつをあげている姿を見ると、目頭が熱くなってきます。

その中で運良く救われる子もいますが、沼田に行く運命になる子が殆どです。

私はこんな実態をいつも目や肌で感じさせて貰っていますが、知らない方が殆どでしょう・・・。

ですから、私は知って貰いたくてブログで書かせて貰ってます。
これは隠す事では無いと思ったからです。