ふと、机の前に貼ってあるダライ・ラマの言葉が心に触れた。
何だか寂しい・・・・・・。
"THE PARADOX OF OUR AGE" (私達世代の矛盾)
大きな家に住むようになったのに、私たちの家族はすっかり減ってしまった。
便利になったのに、私たちは益々忙しくなってしまった。
学校を出たはずなのに、私たちの感性はすっかり鈍ってしまった。
知識が増えたはずなのに、私たちは判断さえ出来なくなってしまった。
専門家が増えたのに問題はますます増えてしまった。
薬がたくさん出来たのにより不健康になった。
遥か彼方の月を往還するようになったのに、通りを越えて新しいお隣さんに会うのもままならなくなってしまった。
より多くの情報を得てコピーを増やそうとコンピューターをたくさん作ったのに、人と人とのつながりはすっかり減ってしまった。
たくさん持つことを望んでガラクタばかりを手に入れてしまった。
ファーストフードの時代となり何も消化出来ずにいる。
図体は大きくなったのに品性がなくなった。
儲けばかりを気にして人との関係はうわべばかりのものに変わってしまった。
窓から見たらたくさんあるのに部屋の中には何もない、それが私たちの時代だ。
先生の様に日々土に触れ、自然との調和の中で生活されている方の感覚感性は人々に感動を与えますね。私も人として・・・、常に初心に帰り、自然の中で生かされている事に感謝の心を持ち続けて行きたいと思います。