昨日は私が室長を務める社会貢献推進室の地域貢献委員会の例会が開催されました。
多くの方々にお越し頂き、特に高崎市の町内会の方々、区長さんにも多数お越し頂けた事は大変貴重で、
意味のある例会を行う事が出来たと思います。
やはり、片田敏孝先生の講演は素晴らしかったです。
『想定外を生き抜く力を育む防災教育』~釜石市津波防災教育に学ぶ~
と題して、あの釜石市の小中学生の生存率99.8%、その理由は・・・・??
大いなる自然の営みに畏敬の念を持ち、行政に委ねることなく、自らの命を守ることに主体的たれ!!!
この信念に基づく「避難3原則」
『想定にとらわれるな』
行政の防災はあくまで想定外力に基づくもの。その想定を超える事態も当然あり得る
『最善を尽くせ』
大いなる自然の振る舞いの中でできることは、その状況下で最善を尽くすことだけ
『率先避難者たれ』
「正常化の偏見」を打ち破る・・・・非常事態時、人は避難するという意思決定ができない。いざというときには、
まず自分が率先して避難すること。その姿を見て、他の人も避難するようになり、結果的に多くの人を救うことが可能となる。
これらを実行していたからです。
地域の連携こそが防災、減災につながります。
高崎の場合、自主防災組織が結成されている町内はまだまだ低いです。
高崎で想定される災害は風水害と浅間山の噴火。
いつ、どこで、どんな時に起こるか分からないからこそ、日々の心構え、そして備えが大切。
そして若い世代の人達も積極的に自主防災組織に加わり、『自助』 『協助』 『公助』 の為に、
真剣に組織づくりに取り組んで欲しいと思います。