昨日帰国したばっかりというのに、早くも日本の映画館に駆けつける私。だって、『PATHAAN/パターン』の来場プレゼントがほしかったんです~。なくなっている可能性のある新宿ピカデリーなどはほおっておいて、探してみると、家から1時間ほどで行けて、絶好の時間に見られて、かつIMAX上映、という願ってもない劇場が見つかりました。というわけで、初めて降りた京王線の調布駅。新しくできたと思われるイオンシネマのシアタス調布のIMAXで、ズンズンと下腹に響く『PATHAAN/パターン』を見てきました。もちろん、プレゼントもゲットしましたよ。下の両面ポスカと、IMAX特別プレゼントのミニポスターです。
IMAXのはスキャンできない大きさなので、ごめんなさい、ですが、ディーピカー・パードゥコーンのこのセクシーな画像は、パンフレットにも使われていないレアものなんですよね。シャー・ルク・カーンも、そういうのがよかったんだけど、やっぱ選ぶのは宣伝"マン"さんなので、このあたり、宣伝"ウーマン"を増やしていくしかないですね。
© Yash Raj Films Pvt. Ltd., 2023. All Rights Reserved.
IMAXは音もそうですが、画面が大きいので衣装の質感などもわかってしまうところが素晴らしいです。シャー・ルク・カーンの『Jawan』(2023)では、ボディ・ダブル=スタントマンの人が公開直後にニュース記事で語ったりしていましたが、あ、これスタントマンだ、というのが、わかったりするのもIMAXの大画面ならでは。そんなよけいなことばっかり見ていました。
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で、やっぱり大画面で見ても楽しいのは、タイガーさんが出てくるシーン。上の列車での戦いシーンと、オーラスの二人で語るシーンは、『PATHAAN/パターン』の中では白眉のシーンだと思います。シッダールト・アーナンド監督、この顔合わせを実現させてこれだけのシーンを醸成したことは、もう無条件にほめて差し上げます。あとはちょっと、『WAR ウォー!!』(2019)やら『サーホー』(2020)やらの二番煎じに見えなくもないアクション・シーンも多くて、『Jawan』のアトリー監督の勝ち! という感じです。
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でも、シャー・ルク・カーンとディーピカー・パードゥコーンの間に生じるケミストリーは非常に満足度が高く、『PATHAAN 2』があるとすれば、やっぱりディーピカーと組んでほしい、と今回強く思いました。ナヤンターラとのカップリングはどうもイマイチで、『Jawan』もディーピカーのカメオ出演パートに大いに助けられています。いい女優さんですねー。ソング&ダンスシーンの2曲もディーピカーの魅力で光っていると言えますし、今が一番脂ののった時期でもあるのでしょう。『PATHAAN 2』は、ディーピカーを主人公にしてもいいんじゃないかしらん? 水泳もスケートも、それから重機関銃の撃ち方もすごかったですよね。ただ、体術はもうちょっと鍛えてね。
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というわけで、まだご覧になってらっしゃらない方は、IMAXでの鑑賞をお勧めします。今日の劇場は、①若いカップルの方、②私と同じくインド映画大・大/大好き!と思われる方、が多かった感じですが、30名程度とちょっと寂しかったです。往年のボリウッド映画ファンの方で、まだご覧になっていらっしゃらない方があったら、ぜひ見て下さいね! 予告編を付けておきます。
『PATHAAN/パターン』本予告