アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

第28回東京国際映画祭:東アジアの映画のラインナップ

2015-10-02 | アジア映画全般

インド映画に引き続き、中国を中心とする東アジアの映画のラインナップを見てみましょう。結構数があるので、簡単なご紹介になりますがお許し下さい。

<コンペティション>

『ぼくの桃色の夢』


中国/2015年/中国語/100分/原題:我的青春期
 監督:郝杰(ハオ・ジエ)
 主演:包貝尔(バオ・ベイアル)、孫怡(スン・イー)、(ワン・ポン)
※東京FILMeXの『独身男』等でお馴染みのハオ・ジエ監督の新作です。何だか現地ポスターはコメディー調ですが...。

《我的青春期》入围第28届东京国际电影节主竞赛单元

 

<アジアの未来>

『The Kids』


台湾/2015年/中国語・台湾語/90分/原題:小孩
 監督:于瑋珊(サニー・ユイ)
 主演:巫建和(ウー・チェンホー)、温貞菱(ウェン・チェンリン)、柯宇綸(クー・ユールン)、高盟傑、楊、洪群鈞

『レイジー・ヘイジー・クレイジー』


香港/2015年/広東語/約100分/原題:同班同學
 監督:陸以心(ジョディ・ロック)
 主演:郭奕芯(クォック・イッサム)、廖子(フィッシュ・リウ)、麥芷誼(マック・チーイ)
※彭浩翔(パン・ホーチョン)監督がプロデュースした作品、と聞けば、期待が高まります。

『俺の心臓を撃て』


韓国/2014年/韓国語/102分/原題:
 監督:ムン・ジェヨン
 主演:イ・ミンギ、ヨ・ジング
※韓国では本年1月に公開され、話題を呼んだ作品。

『告別』


中国/2015年/中国語・モンゴル語/95分/原題:
 監督:デグナー(徳格娜)
 主演:トゥメン、アリア、デグナー
※内モンゴル出身の女性監督のデビュー作。

『少年バビロン』


中国/2015年/中国語/100分/原題:少年巴比倫
 監督:相国強(シアン・グオチアン)
 主演:(トン・ツージエン)、(リー・モン)、(シャン・ティエロン)
※今年の上海国際映画祭で、アジア新人監督賞などにノミネートされ、注目を浴びた作品

 

<ワールド・フォーカス>

『少年班』


中国/2015年/中国語/110分/原題:少年班
 監督:肖洋(シャオ・ヤン)
 主演:孫紅雷(スン・ホンレイ)、周冬雨(チョウ・トンユイ)、董子健(トン・ツージエン)
※スン・ホンレイは、天才少年たちの導師で、かつては自分も少年班にいたことがある、という役どころ。スン・ホンレイの出る映画にハズレなし!

The Ark Of Mr.Chow.jpg

『今は正しくあの時は間違い』


韓国/2015年/韓国語/121分/原題:
 監督:ホン・サンス
 主演:チョン・ジェヨン、キム・ミニ

『河』


中国/2015年/チベット語/94分/原題:
 監督:ソンタルジャ(松太加)
 主演:ヤンチェン・ラモ、リンジン・ジョマ、ウル・ツェテン
※ソンタルジャ監督はペマ・ツェテン監督『オールド・ドッグ』の撮影監督だそうで、『太陽総在左辺』(2011)が監督デビュー作。

『破風』


香港=中国/2015年/中国語・広東語・英語・韓国語/126分/原題:破風
 監督:林超賢(ダンテ・ラム)
 主演:彭于晏(エディ・ポン)、チェ・シウォン、竇驍(ショーン・ドウ)
※自転車好きの人はもちろん、スポーツ好き、イケメン好きの方(笑)にも赤丸オススメ。

To The Fore concept poster.jpg

『風の中の家族』


台湾/2015年/中国語/126分/原題:風中家族
 監督:王童(ワン・トン)
 主演:楊佑寧(トニー・ヤン)、郭采潔(アンバー・クオ)、郭碧婷(ヘイデン・クオ)、胡宇威(ジョージ・フー)

『百日草』


台湾/2015年/中国語/96分/原題:百日告別
 監督:林書宇(トム・リン)
 主演:林嘉欣(カリーナ・ラム)、石頭/石錦航(シー・チンハン)、馬志翔(マー・ジーシアン)
※カリーナ・ラムは本作で台湾の金馬奨主演女優賞にノミネート。トム・リン監督も脚本賞にノミネートされています。

『古井戸』[デジタル・リストア版]


中国/1987年/中国語/138分/原題:老井
 監督:呉天明(ウー・ティエンミン)
 主演:張芸謀(チャン・イーモウ)、(リャン・ユイシン)
※昨年3月に亡くなったウー・ティエンミン監督が、TIFFでグランプリと主演男優賞を獲得した作品。チャン・イーモウ監督が井戸に閉じ込められる貧相な農民を演じて、名演技を見せてくれます。

東アジアの作品も多いですね~。公式サイトには、すでに上映日時が出ています。ご覧になるスケジュールの立て方に頭を悩ませるのも、映画祭の楽しみのうちですね。あとの東南アジア作品と西アジア作品は後日また。

 

 


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