丑年の2021年もあとわずか。年女だったので、いいことがいっぱいあるかな~♥と思っていたのですが、コロナ禍のせいで今年もじっと我慢の1年でした。でも、「牛映画」と言われたインドのマラヤーラム語映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』(2019)が公開されて好評を博すし、年末の毎日新聞では勝田友巳記者が「今年の映画この3本:洋画」の中に『ジャッリカットゥ 牛の怒り』をランクインさせて下さるし(12月24日夕刊)、嬉しいことも多かった1年でした。あと収穫は、オンライン講座を何度かやらせていただいたので、Zoomを使った授業がすんなりできるようになったこと。これは、一番最初の講座の大失敗のおかげとも言え、あの時ご迷惑をかけたのにかえって励まして下さった受講生の皆さんには感謝の言葉しかありません。
そんな私の2021年でしたが、目下我が家では、今年の干支の牛さん母子と、来年の干支の虎とその先輩が鋭意引き継ぎ中です。来年の干支の虎人形は、どれも軒並みまなじりを決した表情に描かれており、うちに来た白虎くんだけでなくて売り場に飾ってあった人形のほとんどが「キッ!」という感じの顔をしていました。横の小さい黄金虎は12年前の人形ですが、こちらののどかな表情と比べると一目瞭然ですね。これも「来年の寅年こそはコロナ禍を終熄させるぞ!」という決意の表れかも知れません。それが正夢になることを祈っています。
では皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。来年もご一緒に、アジア映画で豊かな時を過ごしましょう!