6月8日にお知らせをアップした標記の講座ですが、2回開催予定の両日とも満員になりました。6月27日(土)、7月11日(土)ともに、現在キャンセル待ちをしていただいている状態です。
「インド映画連続講座」の再開にあたっては、人数をほぼ半分にするなど、感染予防対策にも十二分に配慮して実施する予定ですが、それでもまだ、こういった集まりを躊躇なさる方も多いかも知れない、と覚悟していました。事実、「配信でやってもらえないか」というご意見もいただき、いろんな難点があることから一度はあきらめたものの、配信による講座実施も再度検討し始めています。そんなことから、お申し込みは少ないものと思っていたのですが、たくさんの方がすぐに申し込んで下さり、「待ってました」「再開、嬉しいです!」「楽しみにしています♪」等々の温かいメッセージも下さって、とても嬉しかったです。本当に、ありがとうございました。
というわけで、とりわけ楽しい内容の今回を、なるべくたくさんの方に聞いていただけたらと思い、開催を1回増やすことになりました。開催概要を再度掲載しますので、よろしくお願い致します。
スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅳ期
「映画で知る! インド人の生活」
<第3回>食文化を知る!~映画に見る食のバラエティと作法
皆様、ご無沙汰しました。緊急事態宣言の期間中は、いかがお過ごしでしたか? お仕事にも日常生活にも、大変なことが多々あった期間だったのでは、とお察しします。
スペース・アーナンディも、期間中は映画講座の開催を取りやめておりましたが、少しずつ活動を再開したいと思います。ただ、いまだ感染者の増加はゼロになったわけでなく、しっかりと感染予防をすることが講座開催の大前提となります。そこで、以下のような形での実施を考えてみました。
①定員をほぼ半分にして、ソーシャル・ディスタンスを確保する
②参加者にはマスクをしていただき、入場時の手の消毒も徹底する
③会場は消毒を励行し、換気扇と通風口を利用して換気を徹底する
④その他、細かい点でもできうる限りの感染予防策を取る
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今回のテーマは、4月・5月に開催できなかった「食文化を知る」です。インド映画には様々な「食」のシーンが出てきますが、「食文化」がテーマの作品が登場するようになったのはごく最近です。2010年頃から、日本でも上映された『マダム・イン・ニューヨーク』(2012)、『ウスタード・ホテル』(2012)、『めぐり逢わせのお弁当』(2013)等の、食文化が大きな役割を果たす作品が生まれるようになりました。今回はまず、インドの食文化の基本情報を整理して認識していただき、その後映画の中での使われ方を見ていきたいと思います。とはいえ、地方によっても、宗教によっても、また極端に言えばそれぞれの家庭によっても違うのが食文化。取り上げることができるのはほんの一部だけですが、多様なインド食文化への入り口となれば幸いです。当日は、お菓子のおみやげも予定しています。
なお、メインの講座と抱き合わせで開催してきた「映画で学ぶヒンディー語塾」では、今回はヒンディー語の食べ物単語を並べて、「食文化ヒンディー語」を見てみます。ヒンディー語が初めての方でも大丈夫、カタカナ書きが付いているので、その通り読んでいただければOKです。30分間の濃密なヒンディー語学習体験をどうぞ。
日時:2020年 6月27日(土) 15:00~17:30 (満席・キャンセル待ち)
7月11日(土) 15:00~17:30 (満席・キャンセル待ち)
8月1日(土) 15:00~17:30 (追加・予約受付中)
場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停18分>下車1分)
定員:11名
講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
講師:松岡 環(まつおか たまき)
ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図と、ご来場時のお願いをメール送付致します。人数は減りましたが、いつものように床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。皆様と久しぶりにお目にかかれるのを楽しみにしております。(松岡 環)
上の写真、上段はクルフィー(インド式アイスクリーム)のサーブの仕方2種で、下はパーンとその中身です。食文化のお話は地域による食の違いの話から始まって、様々なスパイスや料理、そして映画の中での使われ方に至るまで、お話ししたいことが山ほどあります。皆様も日本やインド、その他の国でたくさんのインド料理を召し上がっていると思いますので、そのご経験と照らし合わせて、あれこれお楽しみいただければ幸いです。お越しをお待ちしております。