Periploさんからいただいた情報です。これまでタミル語映画の上映会を主催してきた組織SPACEBOXが、初めてヒンディー語映画を上映することになりました。しかも、12月18日(金)に公開予定の大作『Bajirao Mastani(バージーラーオとマスターニー)』をその2日後に上映するというすばやさ。ボリウッド映画ファンは見逃せませんね。詳細は下の通りです。
『Bajirao Mastani(バージーラーオとマスターニー)』
(2015/ヒンディー語/156分(予定)/英語字幕)
監督:サンジャイ・リーラー・バンサーリー
主演:ランヴィール・シン、ディーピカー・パードゥコーン、プリヤンカー・チョープラー
■日時:2015年12月20日(日)午前11時30分~/午後3:00~(開場は両方とも30分前)
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人2,300円(予約)、2,500円(劇場窓口)
■予約はこちらから
■主催:SPACEBOX FB
物語の舞台は、18世紀前半のマラーター王国。1674年にシヴァージーの即位と共に成立したマラーター王国は、現在の西インド、マハーラーシュトラ州を中心に勢力を広げますが、18世紀には王よりもペーシュワーと呼ばれる宰相の力が強くなります。中でも第5代のシャーフー王の時には、第2代のペーシュワーであるバージーラーオ1世(在位1720~40)がプネーにペーシュワー政権を樹立し、王は監禁同然の身となってしまいます。バージーラーオは生まれが1700年と言いますから、ペーシュワーとなった時は弱冠20才であったと思われるのですが、彼は1740年に急病死するまで大きな勢力を持ち続けたのです。
本作では、バージーラーオ(ランヴィール・シン)と最初の妻カーシーバーイー(プリヤンカー・チョープラー)、そして第二夫人となるマスターニー(ディーピカー・パードゥコーン)が登場し、三者の関係が描かれていくようです。マスターニーに関しては、その出生や経歴に関して様々な伝説があると言われており、本作ではそれらも生かしながらマスターニー像が作り上げられているのでは、と思われます。予告編を付けておきます。
Bajirao Mastani Official Trailer with Subtitles | Ranveer Singh, Deepika Padukone, Priyanka Chopra
『銃弾の饗宴・ラームとリーラ』(2013)に続く、サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督+ランヴィール・シン+ディーピカー・パードゥコーンのトリオによる超豪華な時代劇。ぜひスクリーンでご覧下さい。