小川町を出てもしばらく八高線は並行する。八高線が少し離れてアンダークロスすると、島式の東武竹沢に到着する。小さな山に貼り付いているので、上り線側が築堤の上にあるのに対し、下り線側や寄居寄りは並行道路と同じレベルである。東口は築堤下にあり、ホームとはその下の通路で結ばれている。駅前は花壇で作られた小さいロータリーになっており、周辺は民家が点在する。東口の屋根は線路の下をくぐる改札外通路へ続いており、その通路から階段を上がると西口がある。西口は丸屋根構造で、スロープもあるので細長い。こちらは官ノ倉山などハイキングコースの玄関口である。
浅い谷を抜けて、ある程度開けてくると、島式の男衾に到着する。駅舎は上り線側、ホームの池袋寄と跨線線で結ばれているが、ヤード跡を挟んでいるの比較的長い。なおヤード跡には、ホーム跡に近い線路が残され保守車両が停まっていた。駅前広場は特に整備されておらず、少し離れて住宅街があった。
国道254号線をアンダークロスすると、島式の鉢形に到着する。駅舎は下り線側、ホームの池袋寄と跨線線で結ばれている。上り線側はヤード跡が広がっている。駅から少し離れた県道沿いには薬局など商店があり、駅舎のないヤード向こうには小さい団地があった。
荒川を渡るとすぐに玉淀に到着する。東上線唯一の片面構造で、向かって左側にカーブしたホームがある。駅舎は寄居寄り、ホーム上屋は短い。この辺はもう寄居の街の中で、寄居駅まで歩いても10分もかからない。
左カーブを続けると、右側から秩父鉄道が合流して島式の寄居に到着する。池袋寄りに乗換え跨線橋があり、秩父鉄道ホーム辺りの改札口を出ると、比較的狭い南北自由通路に抜ける。南口には夜遅くまで営業している商業施設ライフがあり、北口の町役場周辺から自由通路経由で買い物することができる。自由通路自体は古いが、両出口とも階段下付近は整備されタクシーが何台か待機していた。
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