しーさるの鉄日記

京成ダイヤ改正フォロー


いよいよ明日に控えた京成などのダイヤ改正、。リリース以外の改正内容も判明したので、改正前と改正後の時刻表を比較して、チェックしてみる。

★データイム下りの青砥での特特接続見直し

成田空港行アクセス特急の青砥での停車時間を見直し、青砥発を3分繰上げることに。アクセス特急は、高砂で2分停車の1分繰上げになるが、本線特急は青砥で1分停車するので、本線特急からアクセス特急への乗り換えはタッチ差でできなくなる。日暮里から成田空港まで早くて安く行ける乗り継ぎだけど、成田空港行同士が並ぶことで苦情が出たのだろうか。あと、日暮里から成田空港間では、スカイライナーに乗ることが当たり前で、この乗り継ぎをする人が少なかったとか。成田空港方面だけでなく、日暮里から千葉ニュータウンへ向かうのにも便利だけど、データイムは大した流動ではないし。
アクセス特急への接続列車が、特急から普通になることで、日暮里から成田空港への所要時間は58分だったのが66分に。どっちみち、スカイライナーとの所要時間差は大きいからな。なお、上りについては青砥での特特接続を継続させて、成田空港、千葉ニュータウンから日暮里への速達性を確保する。

★京成車の三崎口乗入れ

三崎口着20時03分の高砂発特急(改正前は青砥発)、三崎口発2016の快特→アクセス特急成田空港行が、京急車から京成車に置き換えられ、京成車が定期列車として23年ぶりに三崎口に乗り入れることになった。
定期列車以外だったら、東日本大震災の翌日に3150形が京急線内特急に充当されたり、今年の夏に運転された『城ヶ島マリンパーク号』『成田山号』があるのだけど。90年代前半の三崎口乗り入れでは、当時最新鋭の3700系、3400系だけでなく、赤電も充当されていたが、今回の改正で設定される列車はアクセス特急で運転する区間もあるので、3150系か3000系の8次車以降が充当されることになる。

このアクセス特急が京急車から京成車へ置き換えられる兼ね合いなのか、上野発17時39分のアクセス特急成田空港行は、三崎口発16時01分の京急車運用に変更する。上野発17時39分のアクセス特急がなくなる代わりに、成田空港へは17時25分のスカイライナーを新設することでのフォローとなる。千葉ニュータウン方面へは17時32分発の普通芝山千代田行から青砥でアクセス特急に乗り継ぐ形となり、遅くなるだけでなく着席保証もなくなってしまう。
また、アクセス特急の上野発がなくなるのに伴い、送り込みの高砂発16時57分の上野行も廃止になる。青砥発で見ると、16時56分、17時01分、17時04分の普通三連続から17時01分発がなくなる形になるからそんなに不便にならない。と思いきや、17時01分の上野行は千住大橋での待避なしなのに対し、17時04分の上野行は千住大橋でスカイライナー待避、結果、町屋、日暮里到着は7分繰り下がり、後続の特急と2分しか変わらなくなる。
日本橋発18時22分と通勤ピーク時に設定される京成車の特急三崎口行、埼玉の方に勤めている身では、横浜まで上野東京ラインに乗らないと追いつかないようだ。

★普通列車の見直し

上野発20時34分の臼井行については、発車時刻を20時41分に繰り下げた上で宗吾参道行に延長変更、代わりに空いた20時34分のスジには高砂行を新設する。つまり、上野~高砂間と臼井~宗吾参道間では純増となる。また、千住大橋での快速待避がなくなるので、小岩へは純増となる。高砂での6分停車はなくなるので、時刻を繰り下げても高砂以西でのスジには変わりない。それでも、江戸川~菅野間に向かうのに不便なのは変わりないけどね。後続のアクセス特急に乗って高砂で追いつくのも同じだし。

上野発で見ると、20時30分、34分と高砂行が連続することに。この時間帯は19時52分から20時37分まで快速もアクセス特急もないから、どれか高砂まで快速格上げして、青砥で通勤特急に接続させればいいのに。臼井から宗吾参道への延長は、この時間帯に佐倉での追い抜きがないこと、八千代台で特急に追い抜かれることから、大した利便性向上はない。臼井行が宗吾参道行に延長変更することで、その折返しの臼井発22時26分の京成津田沼行が廃止となることに。4分前に快速が走っているから不便にはならないが。

それ以外では京成上野発8時19分を芝山千代田行からちはら台行に変更、芝山千代田へは7時58分の宗吾参道行を延長変更してフォローしているが、津田沼~宗吾参道では純減となっている。4分前にうすい行、6分後に快速宗吾参道行が設定されているからそんなに不便にならない。

★夕方の快特の行先変更

夕方の京成上野発快特成田空港行については、平日については3本とも京成成田行に短縮変更、土休日も18時33分、18時54分、20時15分の3本以外は、京成成田行か芝山千代田行に変更する。それらが佐倉で追い抜く快速は、京成成田行か成田空港行に変更させる。その折返しについては、18時20分と19時07分の2本が特急上野行から都営線方面へと行先変更となる。17時54分のアクセス特急が18時11分に繰り下がったから、上野方面へはそれに乗った方がいいだろう。

4両運用が金町線と芝山鉄道以外は撤退することはリリースで触れていたが、前回の改正で発生した押上線の6両運用も今回の改正でなくなる。8両の新造投入が進んだからだろう。6両が8両で置き換えられて、玉突きで本線の4両運用を6両で置き換えるのではないかと。

★京急の時刻修正

京急については、データイムダイヤにおいて、下りを数十秒繰り下げ、上りを数十秒繰り上げ、一部列車の時刻を1分変更させている。現行ダイヤだと、エアポート快特だけがX3分発だが、今回の時刻繰り下げにより、羽田空港行がX3発、三崎口行がX8発とわかりやすくなる。


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