しーさるの鉄日記

東武東上線(高坂-小川町)

東武東上線に、クロスロング変換可能のライナー新車が導入されるけど、駅降り記の続き。

高坂も島式の橋上駅、上下線の外側には側線がある。時計台が印象的な西口はロータリーが整備、階段の途中から各大学方面へのバスのりばへ向かう歩道橋が延び、バスが到着する度に学生が降りてくる。また右側にはゴルフ場へのクラブバスのりばがある。東口の駅前広場は特に整備されておらず、センターラインのない道路沿いに昔からの商店と住宅が混在している。



東松山は相対式の橋上駅。ホームの外側には側線跡がある。東口は階段を降りたところが建物になっており、商店がいくつか入居している。その建物を出たところにある駅前広場は特に整備されておらず、その向こうは操車場を兼ねたバスのりば、大きい鳥居の向こうは商店や事務所が並んでいる。駅出口の裏側は商業施設の建設中だった。西口は駅前広場というより道路が拡がっている感じで、出口の前にはタクシーが数台待機していた。側線跡と道路の間は空き地になっていた。

森林公園は2面4線。データイムは毎時4本急行のうち1本が折り返し、その開いた分30分のブランクができることになる。折り返し列車は主に外側の線路を使用、着いた電車は寄居寄りにある車庫へ引き上げる。北口、南口ともにロータリーが整備、商店は少なくマンションも南口に一つあるだけである。北口からは森林公園緑道が整備、公園とは3キロ近く離れているので、バスを使うか北口の下のレンタサイクルを使うことになる。緑道は名前の通り、車道と歩道の間に街路樹が密集していた。

つきのわは相対式の橋上駅、新駅なので北口、南口ともロータリーが整備されている。周辺は東武が分譲している住宅地のフランサをはじめとした、一戸建て住宅街になっている。南口の少し離れたところに「しまむら」などといった郊外型の商業施設、滑川総合高校が近くにあるためか高校生の姿が見られた。

武蔵嵐山は島式の橋上駅、昔は相対式だったため、下り線外側の駅舎周辺にホーム跡がある。北口はつきのわほどではないが、ロータリーが整備、それに接して駐輪場や駐車場がある。周辺に商店は少なく、一戸建て住宅が不規則に建っていた。南口は真ん中に花の咲いている丸いロータリー、通り沿いには昔からの商店が並ぶ。嵐山渓谷の玄関口で、これからの紅葉シーズンにはハイカーで賑わうと思われる。

次の小川町までは駅間距離が7キロと長い。東上線は浅い谷の間を走るようになり、3キロ先の嵐山信号所から単線になる。街を見下ろす高いところから下ると、八高線をアンダークロスしながら踏み切りを渡り、まもなく小川町に到着する。構造は南側に駅舎のある2面3線に寄居からの行き止まり線をプラスした2面4線、行き止まり線の外側には保守基地が広がっている。駅舎は出口の部分だけ新しいもの、駅前広場は真ん中に丸い花壇が置いてあるだけである。そこから延びる通り沿いには昔からの商店が並び、中には観光案内所もある。池袋からの急行などは全てここで折り返し、ここから先は4両のワンマン電車が行き来する。

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