まず、7時台を見ると、中電1本、快速2本の計3本がなくなり、6時59分から18本だったのが15本になる。2回あった2分間隔は消滅、29分発以降平均3分間隔だったのが、35分発~38分発以外は4分以上の間隔となり、北千住での交互発着の意味もほぼなくなった。
中電は21分発、32分発、41分発、45分発の4本だったのが、22分発、38分発、47分発の3本となり、16分のタイムラグが発生する。38分の列車はひたち野うしくで『ときわ』に追い抜かれて13分のタイムラグ、我孫子で成田行を先行させて16分のタイムラグとなる。取手からの快速は47分発、51分発が消えて、中電を同じ時刻に調整する。改正前は7時15分発の前の6分のタイムラグが最大だったが、改正後は7時35分発成田発上野行の前の7分のタイムラグが最大となる。この7分のタイムラグの間には『ときわ』が入る。改正前は7時24分発と7時29分発の間だったが時刻を繰り下げた。
品川行は8本を維持するが、上野発と交互で6~8分だった運転間隔は、4~13分と偏ることになる。13分の運転間隔になるのは7時25分の成田発から38分の土浦発の間だけで、そのあとは4分間隔、次いで9分間隔になる。先述の7分のタイムラグ同様、32分の土浦発品川行が間引かれたため13分間隔となった。一方、7時台前半は7時14分発が品川行になったため、09、14、18と品川行が連続するようになった。上野発を7時台見ると、改正前は39高 41常 47宇 50常 53高 56常 59常特だったのが、改正後は41高 43常 46宇 49常 51常 54高 59常となっている。柏発7時14分の中電は宇都宮線を先行させるために8番線で7時49分まで3分停車、それが発車するのと同時に隣の9番線に取手発快速が到着して7時51分まで2分停車する忙しいダイヤだ。柏発7時18分は上野で3分停車して、改正前の『ときわ』のスジを踏襲する。7時代後半の時刻繰り上げの品川行は、上野駅で時間調整して、高崎線、宇都宮線との干渉をなくす。数分の遅延だったら、回復できるからな。
8時台も3本減して、8時59分まで12本あったのを、9時00分まで9本に減らす。品川行は3本をキープするが時刻を5~9分繰り下げる。
02分発の品川行中電を削減、06分発を05分発に繰り上げるが6分のタイムラグが発生する。品川行中電が削減となった代わりに、15分発の中電を品川行に変更する。次に30分と41分の取手発上野行も廃止に、残った列車は時刻を繰り下げ間隔調整させる。28分発から37分発までと51分までは9分のタイムラグが発生する。さらに8時59分、9時24分の取手発上野行も廃止して、9時後半からだった10分間隔になる時間帯を8時50分くらいに繰り上げる。9時近くまで存在していた5分以下の間隔も8時09分が最後になっている。土休日も取手発7時52分、8時17分の快速上野行の廃止して、柏発8時台に11本あったのを9本に削減する。
常磐緩行線は4本(我孫子発2、松戸発2)、千代田線ではピーク時間帯前に2本削減する。発車時刻は綾瀬基準とする。まず、7時02分の綾瀬始発を廃止に、6時59分の取手発を1分繰り下げるが5分のタイムラグが発生する。また、7時15分の北綾瀬始発も廃止に、前後列車の運転間隔は調整して約4分とする。改正前は2.5分間隔だからだいぶ拡大したことになり、北千住から西日暮里は混雑すると思われる。綾瀬始発も5時58分の次は7時20分までなくなる。西日暮里発綾瀬方面も、8時25分の綾瀬行、8時36分の綾瀬行が廃止になる。
7時34分発は我孫子発だったのを北綾瀬発とする。その関係か、1本前とその1本前が取手発を我孫子発が入れ替えている。7時50分の松戸発は綾瀬発に変更する。このケースは比較的影響が少ない。8時17分の取手発もJR線内での運転をとりやめ、綾瀬始発とする。その影響で8時15分の我孫子発は取手発に変更する。8時37分以降は6本に連続で発駅変更をしているが、行先入れ替えを取り除くと、45分の取手発が綾瀬発に、その代わりに37分の松戸発が取手発になる。つまり、松戸発が綾瀬発となるということだ。
JRへの直通見直しで、綾瀬始発は7時20分から8時30分まで、7時57分、8時13分だけとなっていたのが、7時50分、7時59分、8時13分、8時17分となる。8時17分発は8時13分発を見送る感じだったら確実に座れるし、7時59分発も7時50分発の列に紛れていれば座れそうだ。日比谷線北千住駅のように始発の列を分離しても良さそうだが、そこまで利用客は多くない。比較的空いている北綾瀬始発も7時25分から7時43分までなかったのが7時34分が加わることになる。一方、松戸駅での始発は7時40分、50分、8時11分、26分、39分とあったのが、7時50分、8時12分、38分だけになる。7時41分の快速品川行が間引きされたり、7時40分の始発の千代田線直通がなくなったりと、踏んだり蹴ったりとなる。なお、送り込みの西日暮里発7時09分、56分も松戸行だったのを北綾瀬行、綾瀬行に変更する。
土休日は6時53分の松戸始発を7時04分にした以外は大きな動きはなかった。、
7時台の北綾瀬発は、02成 10代 15綾 20代 28綾 38代となっていたのが、02成 15綾 20代 28代 38代となる。7時20分発から代々木上原行が3連続となった一方、7時02分から7時15分まで13分のタイムラグが発生する。ただし、このタイムラグは2023年春改正で解消することになるが、それについてはその時に触れることにする。
上野発で17時台から20時台まで運転本数を減らす。まず、17時台は上野始発の23分の取手行を削減、18分発を20分発に繰り下げるが、後続の列車とは13分のタイムラグが発生する。上野始発がなくなったため、10分発、20分発、33分発と品川始発が続くことになる。
18時台は18分の上野始発取手行を廃止する。先日のブログで触れたが、15分の特急も廃止となった。このことで08水 12● 15●特 18● 23●土 25成だったのが、08水 14● 20●土 25成といった具合になる。(●は始発)始発3連続は過剰だったのではないかと。先頭の方は上野発車時点でも空席が結構あるし。18分の始発がなくなったため、12分発を14分発に繰下げ、23分発を20分発を繰上げることになる。23分発を20分発に繰り上げたため、上野着19分の籠原行からは接続しなくなる。
19時台、20時台も17分発の上野始発取手行を廃止する。19時台も23分発が20分に繰上げとなるため、19分着の宇都宮行から接続しなくなる。20時台は、10分発の品川発土浦行が11分発に繰り下がるだけだから、21分発の上野始発勝田行までは10分のタイムラグが発生する。
21時台以降は減便はないが、上野発22時02分の取手行を22時06分発に繰り下げる。このことで、上野着22時03分の大宮方面から来た高崎線上りから乗り換えられるようになる。また、21時58分着の「はやぶさ・こまち」からも乗り換えができるようになる。上りについても上野着17時26分、17時58分、19時05分、19時51分、20時59分の取手からの快速が廃止となる。
夕ラッシュ時の千代田・常磐緩行線は、常磐緩行線において運転本数を見直すことになった。
まず、17時台だが、17時02分から17時43分まで北綾瀬行1、松戸行3、柏行2、我孫子行3、取手行3だったが、改正で綾瀬行2、北綾瀬行2、柏行2、我孫子行3、取手行3となった。つまり、綾瀬~松戸間で11本あったのが8本に削減されるということだ。改正前はJRに直通しないのは17時13分だけだったが、改正後は17時16分までJRへの直通と非直通が交互に走るようになる。
18時台は03分の柏行を綾瀬行に変更、33分の我孫子行も綾瀬行に変更して、次の柏行は我孫子行に変更する。58分は北綾瀬行だったのを綾瀬行に変更する。綾瀬での北綾瀬行への接続時間は1分なので、到着してすぐに右ドアを開けなければ間に合わない。
19時台は17分我孫子行、20分柏行となっていたのが、17分柏行、20分綾瀬行に代わる。このことで前半はJRへの直通が半数となり、柏から先も10分以上開く。49分、53分は我孫子行が連続していたので、40分我孫子行、49分柏行と入れ替える。
夜間時間帯は21時52分北綾瀬行、22時06分綾瀬行となっていたのを入れ替える。また、西日暮里発23時03分の綾瀬行は廃止に、このことで23時前後の運転間隔が5分だったのが6分に、4分だったのが5分に拡大、22時54分、23時19分の設定だった北綾瀬行は23時00分、23時12分に変更となり、我孫子行もそれに合わせて変更している。
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