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しーさるの鉄日記

JR東日本2022ダイヤ改正(東海道線)

JR東日本の2022年ダイヤ改正、東海道線関係の改正概要は以下の通り。

●平日朝ラッシュ時間帯、東海道線、横須賀線において運転本数を減らす。

●踊り子5号、18号を臨時に格下げする。

●特急『湘南6号』を品川行だったのを東京行に延長変更する。また、『湘南17号』は臨時に格下げする。

●新宿発18時25分の特急『湘南』を新設する。その代わり、新宿発21時30分の『湘南』の運転を取り止める。また、新宿発着の『湘南』を大崎に停車させる。

●熱海発13時10分の伊豆急下田行、伊豆急下田発16時08分の熱海行を伊豆高原発着に短縮変更する。

東海道線については、二宮発7時04分の上野行と、藤沢発8時11分の上野行の運転を取りやめる。二宮以西では本数に変更はないが、二宮~藤沢間で1本、藤沢以西で2本削減となる。横浜場面では7時57分と8時34分の列車が廃止され、8時台の東京方面は16本から14本に削減される。8時台後半は3分間隔はなくなったが、間隔調整で最大7分空きは6分空きとなっている。コロナによる利用者減だけでなく、相鉄からの客がJR直通にシフトすることを考えると、妥当なのかと。

二宮始発廃止に伴い、平塚場面で7時12分から19分まで7分のタイムラグが発生する。このタイムラグは先行列車の時間調整で大船時点では3分に短縮する。藤沢始発廃止に伴い、藤沢発は05 07 11始 14 17となっていたのが01 05 12 17となり、17分発まで5分開くなるようになる。東京方面へ重役出勤する始発狙い客は特急『湘南』に乗って、大崎で乗り換えろということなのだろう。
ラッシュ関連の減便以外に、東京発6時23分(籠原発5時06分)の普通熱海行を小田原行に短縮変更する。熱海発7時44分の高崎行も、小田原発8時13分に短縮変更する。

データイム以降は、東京発15時18分(宇都宮発13時18分)が熱海行だったのを、平日平塚行、土休日小田原行に変更、新宿発20時08分(高崎発18時14分)を平日のみ国府津行だったのを平塚行に変更する。
上りは国府津発16時13分の古河行を平日のみ平塚発16時25分に短縮変更する。また、熱海発17時32分の宇都宮行は小田原発17時55分に短縮変更、それに伴い熱海発17時18分発の高崎行を17時30分発に繰り下げる。小田原、横浜、上野での停車時間を見直すため、高崎線内での時刻は改正前と変わらない。

横須賀線については、まず、大船発7時25分の千葉行の運転を取り止める。このことで横浜場面で、7時45分発がなくなり、38分から47分までタイムラグが発生、7時台の東京方面は11本から10本に減る。

逗子以南では、朝時間帯の横須賀発着4.5往復、久里浜発着2往復を廃止する。まず、横須賀発7時19分を大船発7時48分に短縮変更する。それ以外に6時28分、6時53分、7時07分、7時36分とあった横須賀始発も全て逗子始発に変更する。そのことで、朝の横須賀始発は6時08分だけになった。ラッシュより離れた時間帯だが、久里浜発9時32分の君津行、10時14分の千葉行を逗子発に短縮変更させる。

逗子発下りも6時30分、50分、7時02分、18分の横須賀行が逗子止になることで区間廃止に、逗子から横須賀までは、6時台4本だったのが2本に、7時台6本だったのが2本になる。また、逗子着8時27分の成田からの久里浜行を逗子止に変更、8時19分の逗子始発久里浜行を31分に繰り下げて、接続させる。さらに、逗子着9時30分の成田からの久里浜行を逗子止に変更、9時23分の逗子始発久里浜行を31分に繰り下げて、接続させる。このことで、分割併合作業の手間も省けることになる。

夕方以降については、下りは逗子着16時17分の久里浜行、23時11分の久里浜行を逗子止に変更変更している。また、逗子発17時18分の久里浜行は横須賀行に短縮変更する。
上りは久里浜発18時15分の千葉行、22時54分の東京行を逗子発に短縮変更、久里浜発の17時27分の上総一ノ宮行を横須賀発17時38分に短縮変更する。夕方時間帯では、逗子~横須賀間で1往復、横須賀~久里浜間で2往復減ることになる。


特急『踊り子』については、池袋発9時14分の5号と、伊豆急下田発16時01分の18号を、土休日運転の臨時として、平日の運転は基本取りやめとする。このことで、毎日運転する『踊り子』は東京発着の4往復だけとなる。ちなみに『サフィール踊り子』は、東京系統が火曜、水曜1往復、木金土日月2往復、土休日午後は新宿発が1本運転されるダイヤとなっている。つまり、平日ダイヤにおいて、新宿方面から伊豆への特急は基本設定されてないことになる。

特急『湘南』については、まず小田原発6時41分の『湘南6号』を品川止だったのを東京行に変更する。品川から先は7時48分の『湘南6号』だけでなく、7時43分の『ひたち』仙台行が加わることになるが、先行列車を数分繰り上げることで調整している。品川は8番線の臨時ホームを使用、東京駅も8番線着となる。夜下りについては、東京発23時00分の『湘南17号』を臨時に格下げ、金曜日を中心に休前日の運転とする。

小田原発8時19分東京着9時33分の『湘南14号』は、小田原発8時25分東京着9時32分に変更、74分かかっていたのを67分へと7分短縮させている。それ以外にも6号、10号、12号が4分の時間短縮、新宿行も22号と26号が5分の時間短縮を行っている。小田原発7時26分の『湘南10号』、東京発20時30分の『湘南11号』は14両での運転だったのを9両に変更、5両増結している列車を3往復から2往復に減らす。

新宿発着の特急『湘南』朝上り3本、夜下り2本については、全列車大崎に停車させる。大崎駅周辺の会社は勿論、五反田、目黒、恵比寿や、臨海副都心近辺の会社への通勤需要を考えると、今更感があるけど、リッチな通勤をしたい人にとっては、湘南新宿ラインのグリーン車以外の選択肢が増えたことになる。大崎停車自体による所要時間増は、2分も停車する24号を除いて、ほとんどない。

伊豆急行については、午後時間帯に伊豆高原以南で1本削減する。特急は観光需要があるけど、沿線の大きな町が下田くらいだということを考えると、データイムの普通の需要は低いのだろうか。

熱海発13時10分が伊豆高原止になることで、伊豆高原以南は80分のタイムラグができる。40分間隔から間引いており、50分間隔の他の時間帯よりは開くことになる。伊豆高原止となった列車の10数分後に『踊り子』が設定されているが、伊豆急線内でも指定席料金600円が必要となる。伊豆急下田発16時08分の熱海行も、伊豆高原発16時54分に区間短縮することに。20分ほど後にも16時27分の伊東行があるため、区間廃止に伴うタイムラグは約50分と他時間帯と変わらない。観光客は土休日運転の伊豆急下田発16時01分の池袋行『踊り子』に乗ればいいのだし、27分の伊東行に乗っても39分発の東京行『サフィール踊り子』(火水運休)に伊豆高原で追い抜かれる。

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