名古屋へは、鉄道と関係ない用で行ったのだが、台風21号から熱帯低気圧による大雨の影響で、山陽新幹線だけでなく東海道新幹線も運転を見合わせていた。幸い、指定席は予約していなかった。仕事を終えて、午後から乗る予定だったので、予約状況を見てから押さえることにしたからだ。
東海道新幹線は9時50分に運転見合わせとなっていたが、11時10分に運転を再開した。ただし、東京駅発についての再開は11時40分となっている。3連休初日であってか東京駅には多くの客が滞留していた。数日前に予約状況をチェックしたら、12時までの全ての列車の予約状況が×か△だったからな。仕事が終わったのは12時だったが、指定席のない場合は東京駅に来るのも避けてほしいという公式の呼びかけもあったため、東京駅から離れた場所で食事して時間をつぶした。東京駅に着いて、東海道新幹線の運転見合わせに遭遇したら、新しくなった発車ベルの聞きつぶしでもして、過ごしたのではないかと。東京駅着13時56分、入場規制でホームに上がれないことを想定してか、EX指定券をスマホで予約したのは改札の前だった。幸い改札の規制はしておらず、余裕でホームに上がることができた。
東京駅発13時18分だった『のぞみ375号』に乗車、連休の一部のみ運転の臨時で、N700Sが充当、東京駅を出発したのは1時間遅れの14時18分となった。Xを見ると、10時台の『のぞみ』のほとんどを運休したことで調整したようだ。先述した通り指定席はほぼ満席だったから、運休で混乱したのではないかと思われる。東京発の最初の『のぞみ』2本は臨時で全席自由席だったし。『こだま』の待避の兼ね合いか三島の手前で徐行、豊橋で緊急停止ボタンが扱われ一旦停止した。浜名湖付近から雨が激しくなったものの、豪雨による運転見合わせはなかった。三河安城を通過すると、『ただいま定刻より70分遅れて三河安城を通過しました』との放送、詰まって徐行することなく名古屋には16時04分に着いた。所定96分のところを106分かかり、10分余計にかかったことになる。1時間くらい前に在線状況を見たら、名古屋着100分遅れとかあったけど、東京発はどれくらい遅れていたのだろう。今年東海道新幹線に乗るのは4回目だけど、まともなダイヤだったのは1回目だけ、2回目の6月の北陸旅行の帰りは、トラブルを起こした外国人を三河安城で下ろした為、20分ほど遅延して、3回目の8月の名古屋の帰りは京都の大雨規制で新幹線が中々来なかった。新幹線の正確性から考えるとついてない方かもしれないけど、車内で30分以上の足止めがないことを考えると、まだ恵まれている方かもしれない。来月は、8日に四国からの帰りに5回目、28日に大阪へ行くのに6回目の東海道新幹線利用になっているけど、ダイヤ乱れのないことを祈るしかない。特にフェリーに乗り継ぐ大阪へ向かう28日は。
鉄道と無関係の用は覚王山であるので、東山線を使うことに。東山線名古屋から乗ると混雑すること、お土産を買ったのが新幹線口のエスカ地下街で東山線の駅まで抜けるのが面倒だったので、亀島駅まで20分近く歩いた。エスカから地下中央通りへ抜けて、桜通線に乗るという手段もあったけど、今池で乗り換える必要があるだけでなく、本数も少ないから辞めた。亀島発16時43分の電車に乗って、覚王山には16時59分に到着した。
鉄道と無関係の用は22時に終了、半田市にあるホテルへ向かうことにした。覚王山発22時16分の東山線で名古屋へ、この時間になっても栄から名古屋までは混雑する。名古屋着22時31分、名鉄への10分の乗り換え時間の間にミューチケット、パノラマSuperの先頭車一番前の席を確保した。この時間帯だから一般車でも座れるけど、450円課金して夜の展望席を体験することにした。名鉄名古屋発22時41分の特急河和行は常滑・河和線への最終特急で、これ以降の優等は急行だけとなる。常滑・河和線への特急は基本的に名鉄名古屋折り返しだが、土日ダイヤではこの特急だけ新鵜沼始発となっている。ちなみに逆方向は内海からの名鉄岐阜行はあるが、河和線からの犬山線への直通する特急は土休日にはない。パノラマDXが内海と新鵜沼を結んでいた頃とは大きく変わった。
名鉄名古屋を出るとまもなく地上に上がり、山王を通過、前の回送に詰まりながら、ゆっくりと金山に到着する。土曜夜の遅い時間帯のためか、展望席には自分を含め3人しかいなかった。金山を出ると、常滑線の高架を走るようになる。大江の手前で112キロに達し、柴田を120キロで通過する。名和の先にカーブがあるためか、すぐに65キロに落としたが、聚楽園を通過したときは再び120キロに達した。太田川着22時57分、神宮前から9分で表定速度は82キロだ。隣には普通河和行が停車中だが、後続の急行中部国際空港行最終を待ってからの発車なので、あと6分も停車する。
河和線に入ると、南加木屋、巽ヶ丘、阿久比と停車していく。南加木屋、巽ヶ丘は15時台以降の特急が停車する特別停車駅で、それより前の時間帯は太田川から阿久比まで停車しない。8月に降りた加木屋中ノ池を通過するとすぐに南加木屋に停車する。巽ヶ丘までは90キロも出さなかったが、その先は直線が続くためか、最高速度の100キロを出した。
宿泊地最寄りの住吉町は特急は通過するので、阿久比で普通知多半田行に乗り換えることに。阿久比に着いたのは23時09分、名鉄名古屋から28分かかった。所要時間的に見ると、小田急ロマンスカーの新宿~町田間、西武ラビューの池袋~入間市間、東武特急の北千住~杉戸高野台間にほぼ匹敵するから、快適に移動したいなら課金して特別車に乗るには妥当だろう。阿久比で乗り換えた普通は、13分前の急行の待避も行うので、阿久比では16分も停車する。阿久比で普通と特急を接続させないと、特急通過駅の住吉町、成岩、上ゲへの有効本数が毎時2本になってしまう。普通が毎時2本の土休日ダイヤにおいて、下り普通は急行、特急の2本待避が基本だが、上り普通は特急だけの待避となっている。阿久比駅にはエレベーター専用の跨線橋が新設されていたものの、駅舎は変わらないようだった。23時11分に阿久比を発車した普通は、植大、半田口と停車し、16分に住吉町に到着した。知多半田駅からも歩いて10分程度だが、上下移動がない分、住吉町の方が楽である。ホテルは住吉町駅の目の前で、夜でもわかりやすかった。
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