季節ごとの養生には。
東洋医学では、春は肝、夏は心臓、秋は肺…というように季節ごとに養生する内臓が定められていて、それが健康に過ごす秘訣だとされます。
冬に労る内臓は腎です。
「東洋医学では、腎臓だけではなく副腎も含めて『腎』と総称します。」
腎臓は全身の水分代謝をコントロールし副腎はホルモンバランスを整え、
生育、生殖、活力と関係します。
つまり、腎は体内の水分を循環させて余分な水分を膀胱(ぼうこう)に送って排泄(はいせつ)する機能の他に、身体の精気や気力を保っています。
冬になって気温が低下し腎のパワーも低下❗️
すると膀胱・ホルモン・生殖器・免疫などに悪影響を及ぼし、
冷え性が加速したり老化現象が目立ち
感染症にかかりやすくなります。
冬の困った症状に....
①抜け毛や白髪など髪の毛のトラブル
②まぶたが腫れぼったい
③顔色がくすむ(灰色)
④歯や歯茎が腫れる
⑤舌の両サイドに歯形が付きやすい
⑥耳鳴りや難聴気味
⑦足腰の疲れからむくみやすい
⑧気力が湧かない
などなど.....
一つでも当てはまる場合には
腎パワーがダウン⤵️している可能性が!!
「腎を養生するには」
まず身体を冷やさないこと。
また腎は過労やストレスにも弱いので
休息や睡眠をしっかり。
食材としては、山芋、豚肉、エビ、うなぎ、すっぽんなど、いわゆる滋養のあるものがオススメ。
(中医では特に黒い食べもの=黒豆、黒胡麻...など)
腎パワーを高め感染症予防に!
鍼灸で腎を補う養生法が最適。
特にお灸の熱エネルギーが冷えを
予防して巡りを良くし
免疫やホルモンの強化に働きかけ
かけます。
「健康な一年のために鍼灸では
腎を養うことからスタートします❗️