肝臓疲れのサイン⁉️
イライラ、目の疲れ、やる気が出ない
すべての生き物が活動をはじめる春。
体は冬の間に低下した代謝を上げ
溜まった脂肪や毒素を排出しようと
新陳代謝を活発に!
血液中のさまざまな不純物を分解・解毒して浄化する肝臓のはたらきは
特に活発になり、
同時に負担もかかります。
中医学的に春に労る臓器=肝臓
肝臓の主な働きは
血液🩸を浄化し貯蔵し、気の流れと
共に巡らせます。
特に夜間に
目を使う作業や夜更かしなどは、
血液の浄化する時間を妨げて
クレンジングが不十分になると...
疲れやすく肩こりやけいれんなど...
筋肉の働きにも問題が起きやすく
なります。
イライラ、目の疲れ、やる気が出ない
なども
デトックスがうまくいかない証拠。
春の不調には気をのびやかにする
肝臓を助けて、労りましょう❗️
まずは食べ物から———————
ポリフェノールが豊富に含まれて
抗酸化作用がある
↓
◆季節の緑黄色野菜・野草
ほろ苦い菜の花、ヨモギやフキ、たらの芽などの野草や竹の子は、春の息吹=生命力を人間にもたらしてくれます。
酵素が体内の有害物質を
分解作用を持つ
↓
◆伝統発酵食品
梅干や梅酢は、肝臓と腎臓のはたらきを高めてくれます。特に、味噌のなかのメチオニンという成分は解毒作用があり
味噌汁は特効薬になります。
ビタミンB群や食物繊維が
腸内環境を整える作用を持つ
↓
◆麦類
五穀のなかでは、大麦が食薬になり、おすすめです。お茶ではハトムギ茶、パンは小麦の全粒粉のものを。
血流を促す作用のある
↓
◆やさしい辛みのある食材
大根や玉ねぎ、白ねぎ、生姜などのやさしい辛みは、肝臓のはたらきを高めて血液の流れをよくしてくれます。
疲労物質を取り除く作用のある
↓
◆酸味のある果物
あんずやすもも 、イチゴ、クコ、りんご、レモンなど、おやつに酸味のある果物も食薬になります。
↓↓
肝臓を労わる5食材を意識的に取り入れて、よく眠り、気持ちをのびやかにし
春の新陳代謝を促しましょう!
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参考文献
岡部憲二『マワリテメクル小宇宙~暮らしに活かす陰陽五行』ムスビの会 出版部