cocon.ashiya鍼灸院のスタッフ日記

女性鍼灸師の
あれこれをとりとめなく。
ゆる過ぎる頻度で更新。

2020/02/28

2020-02-28 16:54:00 | 日記

今年は暖冬のためか、インフルエンザの流行が遅れ、不幸中の幸いか

コロナ予防対策のうがい手洗いにより

子供たちの間で蔓延が防がれています!


コロナは政治の初動対策の誤りもあり

水面下で感染者が増え続けて

うがい手洗いくらいでは

対処が難しい局面に!


公立学校が全て休校なんて....

お母さま方の悲鳴が聞こえてきそう!!



全ての初期症状は

風邪かなの段階ですぐ養生(手当て)

することが肝心です。


実は「風邪」とは漢方や中医学用語。


寒いときにひく風邪の正式名称は「風寒の邪(ふうかんのじゃ)」と言います。邪とは外側から攻撃してくる敵のこと。つまり「風寒の邪」とは寒い敵が攻めて来るということです。


その証拠に、風寒の邪のひきはじめには、「寒気」や「透明な鼻水」など、カラダの表面が冷やされたことで起こる症状が見られます。


そんな時に予防として葛根湯

成分にある麻黄(まおう)に期待して

服用したりします。インフルにも

効くとか。しいてはコロナにも⁉️

(持病のある方には、乱用注意です)


風寒の邪を追い出すためには首の背面にあるツボ=大椎(だいつい)風門(ふうもん)などにお灸をプラス。


首回りを温めて筋肉のコリをとり息をスムーズにし気管支の自浄作用の働きを妨げる要因を除くのが大切。


ウイルスを気道へ定着させない事が

肺炎予防になります。


今回の世界的なウイルス蔓延に

医学が進歩した現代においても政治的な思惑などから結局は、健康弱者が被害を受けることがよく分かりました。


情報を鵜呑みにせずに冷静に体調を見極め医療を選択する力が試されます。


常日頃から、自分の体のサインに

敏感になることが全ての病の予防になります。



鍼灸治療は、硬い、軟弱、凹凸、痛いなど何らかの反応あるツボを探り、

左右対称に並ぶツボの左右差のバランス取り自然治癒力に働きかけることで

コンディションを整えていきます。



何よりお灸を据えて過ごす時間に

体に意識を向けて患者さん共々、体の

異変に気づくことを理想としています。


未知のウイルスで混乱する中、

漢方や鍼灸など中医学を日々の暮らしにプラスし健康を維持管理することは

家族や大切な人を守ることにも繋がります!


1日も早くコロナが収束し、

穏やかな春がきますように。祈り。







2020/02/14

2020-02-14 17:51:00 | 日記

鍼は筋力低下を予防し
免疫力の回復に効果とは!!


〜以下筑波大学 宮本教授の実験による引用

ケガなどによる筋肉や腱の損傷により
筋力が低下する あるいは 
寝たきりでいる場合には
筋肉が萎縮していく廃用生筋萎縮を
起こします。
それに対して鍼で何ができるか!という
実験をしました。


マウスを使った実験では

数日間
足を固定して使わない状態の筋肉に
鍼通電刺激を与えていたマウスと、

4足で自由に走り回らせていたマウスの
足の筋肉量を比較した結果
同程度の筋肉の量があることが判明。

この実験で鍼刺激は
筋肉を使わないことで起こる筋萎縮を防ぐ可能性があることを示唆します。


また同じく筑波大の実験によると

人は適度な運動では免疫力を高め
過度な運動により免疫力が下がることとし

健康な成人の唾液や血液を採取し
エアロバイクを漕がせて極度の疲労状態にし、その後唾液や血液を採取して分析。

さらに鍼をした後も分析し比較した結果

鍼をすると一時的に落ちた免疫力が早く
回復することが研究結果で明らかに!


これらの実験は
オリンピックに参加するようなトップレベルのスポーツ選手の身体的回復力に貢献するための実験とされていますが、


一般的に鍼灸が
免疫力を高める予防医学であり、
筋疲労の回復を早めて治療する
代替医療の効果がある証明になります。


現在日本🇯🇵国内また
世界的に感染力の強いウイルスの脅威に
さらされています。

後手後手に回る治療対策より
先手をとる予防にむけて
古来よりのや灸が生きる力をつける味方となり得ます。

特にお灸は
個人でもご家庭でできる
ウイルスや花粉症予防になります。

まずは
免疫力を高めるとされるツボに
足三里穴(あしさんり)にお灸を
毎日の習慣にされるのがおすすめです!

風邪をひきにくい体を、実感します。

ぜひ。