cocon.ashiya鍼灸院のスタッフ日記

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秋に整える”睡眠五感”とは

2020-10-02 00:59:00 | 日記


中秋の名月も過ぎて....

秋らしくなってきたこの頃。


よりぐっすりと眠り、夏の疲れを回復するために秋の夜長に意識すること=

睡眠五感が大切になってきます。


睡眠五感とは何⁉️————————

良質な眠りを得るための自身の感覚と捉えて下さい!

「味覚」の代わりに「温熱感覚」を大切に。

通常、五感といえば

『視覚』『聴覚』『嗅覚』『触覚』『味覚』を指します。


睡眠五感では味覚を除いて『温熱感覚』を加えています。


ぐっすりと眠るためには、この

睡眠五感を整える必要があります!


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視覚// 就寝1時間前には室内灯を”暖色系”モードに。

睡眠五感のなかで、最も影響力が強いのが視覚。光の明度を意識することです


パソコンやスマートフォンの画面から発せられるブルーライトは、メラトニンという眠りのため脳内ホルモンの分泌を妨げます。


スマホやパソコン、室内の光環境は早めに夜モードにシフトしておきましょう


聴覚// 音楽や自然音は就寝1時間以内でOFFに。

睡眠中に覚醒反応を引き起こす騒音のレベルは45デシベル以上といわれていて45デシベル未満というと図書館並みの静けさか、無音状態が理想です

音があると眠りやすいという人も、就寝後1時間内でオフになるようタイマーをセットしましょう。


嗅覚// 入眠促進のために”好きな香り”を活用。

香りは精油などアロマを使って、ピローミストを就寝1時間ほど前にひと拭きするなども効果的です。


夜は入眠を促進するラベンダー、ネロリ、カモミール、イランイラン、サンダルウッドなどをお勧めします。


ただし、大前提として、自分が好きな香りに包まれることがポイントです。


触感// 寝具や寝巻きは肌ざわりの良い素材を。
入眠時にいかにリラックスできているか?で、その後の眠りの質に大きく影響します。寝具や枕のカバー、パジャマなどの肌ざわりを追求することは、とても大切なポイントになります。


たとえば、シルク(絹製品)やコットン(綿)などの肌ざわりが心地良い吸湿性の良い自然素材が理想的です。


温熱感覚// 寝床内気候を保つ。
最後に睡眠五感の温熱感覚については寝室の”温湿度管理”が重要です。

寝床内気候に影響し、睡眠の質に大きく影響するからです!


1年を通じて快適な寝床内気候を保つために、寝室内の温度は、季節により、1627℃、湿度は55%前後を維持することが望ましいとされています。

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以上が入眠に大切な環境つくりのヒントとなります。

 睡眠の質の良し悪しは、

翌日のパフォーマンスに影響するだけでなく、脳内疲労物質の蓄積や、免疫力の回復にも影響してきます。


また中医学では

視覚=目  肝臓

聴覚=耳  腎臓

嗅覚=鼻  肺

触覚=舌  心臓

味覚=口  脾臓

それぞれに対応していて、


秋は五臓では「肺」に対応し、

乾燥から肺()を労る季節に入ります。


加湿器やマスクなど上手く活用して、

呼吸器を守って安眠することで、

風邪やウイルスを防ぐ手段になります。