明日の出事に合うものを、と、引っ張り出したバッグ。この外ポケットのファスナーを開けたら、とおの昔に諦めて探すのも止めていたペンダントが出てきた。何かの時に必要だからとどのバッグにも入れている、ナイロン袋を小さく折りたたんだ間から。どの服にも合い、重宝していたから、使った覚えのバッグを色々出しては探していたのに。いっこうに出て来なくて、でも、落としたり、外で忘れて置いてきたなんてことは、絶対ないと信 . . . 本文を読む
小さな小さな緑の固いつぼみだったのが、やっと! 好天にカーテン開け、澄んだ秋空を眺める。今日も嬉しくなる秋晴れ。戸をあけると、辺り一杯に広がる金木犀の香り。「あっ、とうとう咲いた!」思わず深呼吸、日差しに温まったあのいつもの香りが・・・ 今年もこの香りに会えた。遠目にも金色の小さな花が青い葉かげに見える。10日前は最初に書いた状態だったのだ、秋晴れの良い天気が続いたからなあ。ほんとに嬉しい。木の下 . . . 本文を読む
9日が、0,1,2才までのお子さんを対象にした読み聞かせの日なので、何カ月ぶりかに図書館へ行く。なんだか駐車場が満杯。2階へ上がりながら窓をのぞくと、中学校が運動会らしい。納得。図書係さん、新しい人だった。自分が読みたい本を先に借り、あと、赤ちゃん向けを探す。字数の少ない、絵柄のハッキリした、くり返し言葉などを使ったもの。先月の会のあと、教えて貰ったことを思い出しながら。これまでは家にある絵本から . . . 本文を読む
夜だとつい昨日と書いてしまうが、午前3時だと、もう今日だった。目が覚め、部屋が何となく明るいので、カーテン開けると、何て奇麗なお月さま。満月かな?空気はもう寒いくらい。イチョウの木の枝の隙間からのぞく月、思わず見惚れてしまった。目の手術のあと、遠くのものがダブって、滲んで見えだした。この月も一つの後ろにもう一つ見える。だからか、余計綺麗に見えた。目が覚めたついでと言うと可笑しいが、そのまま枕もとの . . . 本文を読む
「咲かない、咲かない」と言っていた彼岸花にやっと会えた。車で走っていて、離れた他の稲田はまだ刈り取りが済んでいないよう。その畔に例年のように咲いていた。前の田の稲も、いつもは稲藁も一緒に無くなり、切り株だけが残るのに、未だに束ねられた様子が無い。刈られたと思ったのは私の勘違いで、何枚もの田が同じように前の台風で倒れた訳では無いよなあ???倒れたのは刈り難く、そのままになっているのだろうか?また、他 . . . 本文を読む
「連休どうする?来る?」とメール入れたら、「20日に」と返事。嬉しい!20日は素晴らしい秋晴れ。でも朝は寒かった。数日前、郵便局で機関紙送付、中央へ半年分の機関紙代送付、帰り、20日の食材を買う。来る日は何時に着くか、窓から外ばかり見てた。昼前にと言っていたのに、12時少し過ぎてやって来る。孫が新しい車を買うという話、新車で意気揚々とやって来るかなと思ったら、娘運転で今までの車。「車は?」と聞くと . . . 本文を読む
マローンシリーズの中で、覚えていた場面が一つ。ヘレンが車を運転していて、高速で走りながらギアをバックへ入れる描写があったような。どの作品だったかな?と思いながら読んできたが、「幸運な死体」だった。暗黒街の顔役のビル・マッケオンに銃で脅され、逃走の運転手役、彼はヘレンが運転上手なのを知っていたみたい。運転しながら、どうやって脱出しようか、ヘレンの頭はフル回転。後ろにパトカーや救助の車が現れたのを見て . . . 本文を読む
朝、カーテン開けると、窓の曇りが目に入る。ガラス1枚の半分くらいに水滴が。クーラー入れっぱなし、扇風機もかけっぱなしで毎日、毎晩が過ぎていたのに・・・ あさ、知らず知らずのうちにタオルケットを引き寄せていた。今までは、かけもせず、足元に置いていただけ。それをいつの間にか足で引き寄せ、半分にたたんだままかけていた。心なしか、北側のイチョウの葉が色づいてき始めたようだ。やがて、窓の外が真っ黄色に染まる . . . 本文を読む
この度の犬くんは、野良。お肉どっさりのハンバーガーより、ビールが好物というのんべえくんでした。が、会う人毎を魅了する不思議な力がありました。「『オーストラリアン・ビア・ハウンド』アメリカに1匹しかいない、非常に珍しい種類だ」とマローンは大ぼらを吹いて、欲しがる人をけむに巻く。タクシー運転手から、病院の受付嬢、フォン・フラナガン、天使のジョーに至るまで、この犬くんを「ぜひ、譲って欲しい」と一目惚れさ . . . 本文を読む