高校の同窓会にお誘いをうけた。
それもかわいい後輩から。
彼女との出会いはちょっと変わっていて、説明するのがちょっと難しい。
ごくごく限られたタイミングなのだが、一緒に仕事をする機会があって。顔は何年も前から見知っていた。
実は同じ高校の先輩後輩だったということが判明したのが昨年の秋のこと。
目の前にいる美人が実は後輩だった、と。
その彼女が会えば必ず「せ〜んぱいっ」と声をかけてくれるものだから、
こちらとしてもくすぐったいうれしさがある。
で、同窓会。
どうも、彼女の近しい友人が発起人としてがんばっているらしい。
同級生や部活の同窓会というのならわりと普通だが、今回のはとてもざっくりとした枠組みで、
「だいたい40代っていうしばりなんですよね」と言う。
僕のことを詳しく知っている友人がその「同窓会」にいるという確率はかなり低い。
場合によっては、誘ってくれたかわいい後輩以外に、僕を知っているひとは誰もいない
ということもあり得る。
僕は、もともと同窓会というか、昔を懐かしむ会のようなことに顔を出すのが苦手で、
そういうのをずっと敬遠してきた。
一昨年、初めて高校の部活の同窓会に参加したことで、僕の食わず嫌いが払拭された。。。というか、
それだけの時間が過ぎて、ようやく自分でも自然に同窓会を受け入れることができるようになった。
求められて参加する「同窓会」に友人、知り合いがまったくいないというのも一興だ。
かわいい後輩がひとりいるだけで、世界が少し開けるというのもおもしろい。
それと、もうひとつ。
かわいい後輩である彼女は、さっちゃんにとっても「後輩」になるのである。
お世話になっている仕事仲間をさっちゃんに紹介するのに、この「同窓会」はうってつけだよなぁ。