りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

ダ・ヴィンチを開く

2019-11-01 04:28:35 |   本  

 

1年のうち、どんなに少なくても3、4回は必ず開く。

 

だいぶ時間をかけているが、これでだいぶ多くの実物にもお目にかかってきた。

絵やデッサンに対するこちらの見え方だって、本物を見る前と、見てから後とでは、

変化してゆくのも当然。

昔から変わらず存在し続けているはずのダ・ヴィンチ作品だけど、

こちらの見え方、感じ方は、ものすごく変化してきた。

ある意味、本当に生きているんじゃないか?って思うことさえある。

 

 

 

ところで。

ダ・ヴィンチが活躍したルネサンスの頃には、同時代にミケランジェロやラファエロもいて、

その隆盛に説明なぞいらないと思うのだけど、

ちょうどその頃の日本はどうだったのか?と言うと、

応仁の乱があったり、あちこちで一揆が起きたり、

義政が銀閣寺を完成させたり、北条早雲が小田原城を奪ったり。。。etc,.

室町時代の、いよいよ戦国時代に突入したというその頃に、

狩野派が起こり、狩野正信、狩野元信が活躍する。

その後数百年に渡る日本の絵画の流れを決定づけたことを思うと、

どこか、必然性のようなことを考えてしまう。

「洋の東西なぞ関係なく、世界はずっと昔から同期しているんじゃなかろうか?」

などと、短絡的に思ったりするのだが、これってきっと、

そんなに飛躍した発想でもないんだろうなぁ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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