おとといの朝、ピエール・ド・ロンサールが花を咲かせました。
ちょうど帰ってきていた奥さんも「間に合った」と言って、よろこんでました。
貴族のような名前のこのバラは、新しい品種であるにも関わらず、ファンがたくさんいるみたいです。あちこちのお宅の前で見かけるたびに、僕の奥さんは「あ、仲間!」と声をあげてうれしそうにしています。どんなバラを選ぶか?っていうのは、バラの愛好家にとってはやっぱり重要です。我が身を振り返るとほんとに切実。お世辞にも広いとはいいがたい庭。そこに一株植えてしまえば、別のバラはそこには植えられなくなるわけですから。どうしたって選ぶのも慎重になります。でも、このピエールくんは、あっという間に決まった記憶があります。どこか「こうあってほしい」というバラの理想に近いイメージがあるからじゃないかな?って思っています。
写真は、今年のではなくて昨年撮っておいたもの。今年は剪定をちゃんとやる余裕がなくて、知らぬ間にすくすくのびてしまっていて。シュートの上の方で美しい花を咲かせてはいるのですが、なにぶん、近寄って撮影することが難しいのです。どうやって撮影しようか、思案中。すくすく育ってくれた結果なので、ちゃんと記録しておきたいところではあります。