こんにちは。越谷の心のアトリエ 小学生クラスのりんこです。
9月のアトリエは「竹」を使ったアートをしました。
じつは、アトリエでは初めて使う素材。
でも、こんなに子どもたちを夢中にさせる素材だとは!
体験してみてわかりました!
じつは、まめぴよ工房で竹を使ったアートをしていたのを
昨年のものがたり展で見ていて
頭の片隅にひっかかっていたんです。
でも、わたしの手にあまる素材だわ、
なんて及び腰でおりました。
でも、今年のグロースセミナーの帰りの飛行機。
機内誌をぱらぱら見ていた時に
現代の竹工芸の職人さんのインタビュー記事に引き込まれました。
竹が日本人の生活・文化になんと深く入りこんでいることか!
言われてみれば、ざるやかご、お花を飾るものになれば、団扇の骨にも・・・
流しそうめんの樋、あ!尺八・・・楽器もか!
そういや電球を開発した時に日本の竹を使ったんだっけ?
竹ってすごい!可能性に満ち満ちた素材だ!
やっぱり子どもたちに竹に触れさせてあげたい!→とにかく素材決定です。
(まめぴよのセラピスト・かっちゃんに竹をわけてもらいました)
9/8当日。天気予報が徐々に変化して、雨の予報から曇。
当日はちょっとだけお天気雨が降りましたが、青空!
やった!青空の下で竹!なんてすがすがしい!私のワクワクは高まります。
ウォーミングアップの竹トンボもなんだか好評。
低学年の子や女の子が夢中になっています。
しかし、、、
男子を中心に早くアートをしたくてうずうずしている4人が
自分たちでブルーシートをひきはじめました
「のりんこ!!!!早くやろうよ!!!!」
じつは、この日、アトリエで初めて使う素材をやるってことだけは子どもたちに
伝えていました。そして、鋸などの工具なども使うので、ということで
安全に遊ぶためのルール決めを特に念入りにしていたのです。
高学年の期待は、そのことでいつも以上にあがった様子。
竹トンボに夢中な子たちにも声をかけると「アートをしたい!」となったので、
ウォーミングアップを早めにきりあげてアートタイムへ。
子どもたちにたくさんの竹が素材の品々の写真を見せると
真剣に写真を見ている。→す、すごいくいつきだ!!
1尺分の長さの半分に割ってある竹、丸い竹、
子どもたちは好みのものをもって散らばりました。
形や感触を変えることができるのが
高学年を中心に楽しかったようで、
子どもたちはびっくりするぐらい集中して
アートに取り組みます。
それぞれお気に入りの道具もあるようです。
「おじいちゃんが大工!」という女の子は
「おじいちゃんがこうやってた!」
とのこぎりと金づちを使いながら
丸い筒状の竹を自力で半分に割りました。
切ったことで満足だったみたいで、
半分になった竹はぬいぐるみのベッドに。
それを見て、もう一人の女の子も竹を切りだそうとします。
その子は自分で竹から切りとって竹トンボを作りたかった様子。
教えてもらいながら、切りだしていました。
かと思うと・・・
紙やすりマスターになっている子も。
荒いやすりからこまかいやすりまで
使い分けながら
すべすべの竹にしていました。
その気持ちいいこと!!
これは、錐で穴をあけて
毛糸を通しています。
これは最後はハンドバックになり、
セッション中に気にいった
紙やすりをいれて持ち運べるバッグになりました!
さてさて、、1年生さんたちは・・・っと。
最初は竹をもらって、じーっと考えてこんでいた様子もありましたが、
ひらめいた様子。
中にビー玉を詰めて、ラッピングをしたり
楽器になったり。
竹の節の方にあたるのと
セロハンのほうにあたるのでは
音が違うんだよ、と興奮して教えてくれました。
承認の時間になっても、
子どもたちの手はとまりません。
ぎりぎりまでアートの時間を延ばしました。
お迎えの時間になっても
やり続けている。
ふだんなら途中で「終わった!」と飽きてしまう子も全然動きません。
こんなにも子どもたちのイマジネーションと
創作意欲をかきたてる竹という素材のもつパワーには
本当に驚かされました。
そしてセッション終了後のサポーターとのミーティングでも
アートにすごく集中してた!
アートに集中しながらも、子どもたちがたくさんお話していた!
いつもよりすっごくオープンになっていた感じがする。
そんなシェアがたくさんありました。
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