お天気に恵まれてバラが咲いてきました。
昨年はまったく咲かなかったシャンタルメリュー、雨の後は花びらの傷みもなく咲いています。
バラの枝が小さな庭で茂っています。
青空が背景だと可愛く見えますね。
バラの中には、年数が経っても枝ぶりがそれほど変わらず、あまり大きくならないバラがありますし、
ツルバラの中には、年数を経るごとにいったいどこまで伸びていくのと思われるようなバラがありますし、
育ててみて、年数を経て、ようやくそのバラの持ち味がわかってきます。
下草となるものをあれこれ庭に植えていて、雑草除けもかねてのことですが、
雑草除けになっているかどうかなどさっぱりわかりませんけど、
そこは虫たちの住処になっていますね。
この小さな庭では無農薬でバラを育てていますので、
庭はいつの間にか虫の宝庫となっています。
曲がりなりにも無農薬でバラを育てることができているのは、虫たちのおかげでもあるのですよ。
草食昆虫は害虫と言われ、肉食昆虫は益虫と言われ(バラにとってはですが)
この小さな庭の中で、虫たちはそれなりに精一杯生きてはいますが、
一瞬一瞬が生きるか死ぬかの境目で、そこにはドラマが繰り広げられています。
食べたり食べられたりの世界です。
箱庭のようなこの小さな庭でも、ここだけの食物連鎖のような世界が出来上がっているようです。
虫たちの頂点にいるカマキリにしても、小鳥が来てつまむことがありますから、のんびりとはできないのです。
無農薬のバラ育ては、残念なこともありますよ。
バラの花には小さな虫(スリップス)がいますから、部屋にバラを活けることはありません。
それでも、大自然の叡智は、人知(科学や医学)に勝っていると思われますから
自然の摂理に沿っている方が、何かと好都合ではないかと感じているだけです。
いろいろなバラの育て方があっていいのですよね。
その人が今していることが、その人にとってのベストパフォーマンスであると
スピリチュアルではそう言っていますよ。
物事に、正誤や善悪はありませんから・・・
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