クロイドンノース

メルボルン郊外のクロイドンノースでの主婦の生活。
息子の言語発達遅滞のことやクロッシェの記録も。

SHの発音練習とPhonics

2017年01月24日 | 言語発達遅滞

Lの発音練習は卒業し、SHとRの発音練習に移行しました。
SHの発音では舌が後ろに下がりすぎていて舌の腹が口蓋の正しい位置についていません。

Rの発音では舌を少し巻き上げることが難しいです。
LHはRunとOne/Wonと同じ発音でしたが、少し違いが出て来ました。



先回話したセラピーの記事と順番が逆になりますが、
発音した通りにスペルするPhonicsの練習の基礎として母音の判別の練習をしました。

言語障害がある子は母音の判別に苦労する子が多いそうで、LHもaとeの判別にちょっと苦戦。
でも1回のセッションで上手くなりました。

先回のブログで紹介したのは、発音を聞いて子音だけ最初に書いて、最後に母音を入れていく練習でした。

このPhonicsの練習の最終段階では絵を見て自分で発音して語を書くことができるようになりました。


が、字が汚くて絵を隠すとなんて書いてあるのか自分でも読み返せない語も一つ二つありました^^;

字が汚いのは、鉛筆をきちんと持てないのと、舌や手首から先の動きが悪いから。
これは神経の発達障害の現れでもあります。
言語障害もその一つだと私は理解しています。

乳児の頃、舌の動きが悪くて母乳をあきらめざるを得なかったことや、話さなかったこと、じっとしていられない時があること、固いものを噛みたがること、異常なレベルの好き嫌いがあること、手首から先の動きが悪い、など、言語障害の診断を経て様々なことを学んで、点と点が線でつながったような感じがします。

アメリカではこのSensory Processing Disorderを
きちんとした病気・障害として認めてもらうとする動きが出てきています。
向こうでは治療費や保険の問題があるのも要因でしょうね。

オーストラリアでもまだまだ知られていないし、セラピー費用で苦労する家庭はたくさんあります。
こちらでは、スピーチセラピー、作業療法、小児科医の診察などチーム治療が行われる場合はセラピーは6回無料?になるのかな。
が、言語障害も自閉症もその他の発達障害も6回のセラピーでは何の解決にもならないのです。^^;

学校に入学したら政府からの基金に申し込むことができます。
うちもこの2年Fundingでほとんどセラピー費用は支払われましたが、3年生からは申し込むことができません。
うちは個人で保険にはいっているのでかなりカバーされますが、さて、LHのセラピー卒業はいつになることでしょう…。

                     
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