セラピーが始まって半年が過ぎた時に改めてしてもらった検査の結果をもとに、今後のセラピーの方針が新たになりました。(去年のセラピーの話です。)
聞いた語を理解できていても、その語(音の組み合わせ)を呼び起こす能力が弱い、いわゆるAuditory Processing Disorderの一種であることが分かったので、それを強化する練習をしました。
「バケツ、砂、シャベル」など、ちょっと関連した語を続けて三語、私や先生が言って、LHはそれを正しく繰り返すという練習。
うまくできたらこのシートに描いてある絵に色を塗っていくというものでした。
最初の数回以降は結構簡単にやってました。
今でも以前に聞いた語を思い出す能力や、買い物リストなどのリストアップを繰り返す能力は弱めですが、随分良くなったとは思います。
ちなみに、他の事柄に関する記憶には問題はありません。
見たTV番組や映画の内容もよく覚えているし、通った道は忘れないしで、ホントに言語を呼び起こす記憶の部分だけが怪しい、摩訶不思議なLHの脳。
次の練習は、LHのように視覚優位の子は話を聞かずに周りを見て真似をするだけのことが多いので、聞いて情報を理解することの練習もしました。
私や先生が左側に書いてある文をLHに言いながら、右側に書いてあることをやる・・・。
例えば、自分は肘を触りながら"Touch one of your knees"「膝を触って」と言う。
LHが、見たとおりではなく、言われたとおりに膝を触ったらOKという練習。
これも最初に1回くらいひっかかったくらいで、後はウキャウキャ喜びながら上等にやってました。
LHの場合、体を使って楽しく遊ぶ要素がある練習はすごく効果があると分かってきた時期でもありました。
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