南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

さだまさし

2010-01-28 01:15:56 | ・音楽雑記
1月28日
NHKの深夜番組(佐野元春ソングライターズ再放送)でさだまさしが佐野元春の母校立教大学で、学生たちを前にして談義をしていた。

彼がライテイングで大切にしていることは、描いた情景に色と匂いが伝わること。そして曲作りで大切にしていることは、体温だ。

学生の質問に答えて、売れることは全く考えたことはない。売れるためには今を意識した歌になってしまうが、そんなことよりも10年後に歌って恥ずかしくないかを考える。と...この2点に感銘を受けた。


ボクの音楽は、表現として言葉も文字も持たない。語りも解説もなく音だけで伝える。が、文学少年として短歌に熱中した魂は今も大切にしている。

いつか街角の情景が見えると言ってくれた人がいたが、それが一番うれしい言葉だった。