五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

しゅごキャラ!!どきっ 第89話

2009年06月27日 | しゅごキャラ!
「さようならルル」後編です(勝手に名づけるな

謎たまに襲われて苦戦するガーディアン様や、どうしても
噛み合わないルルさんと日奈森さんの言い争い。
これ以上の問答無用。

ルルさん:「キャラなり、ドリーム・ドリーム」
露出度高いキャラなりです。日奈森さんに対抗してか、ヘソ出し。
でもルルさんはもっとナイスバディだと思ってt
ルルさんがキャラなりする必要性は全く無いような気がしますが、
ここはノルマみたいなもので。

日奈森さん:「ルルは、自分の夢をママに押し付けてるだけじゃん!!」
日奈森さんがようやく話の本質を理解なさった。
ルルさんのデコに×がついた瞬間、
日奈森さん:「ネガティブハートにロックオン!オープンハート!」
目にもとまらぬ早業です。これ以上の問答無用。
情け容赦ないです日奈森さん。

戦闘後、月並みではありますがガーディアン様とルル・ド・モルセールさん
仲直り。予想に反して、非常にあっさりとした和解エンドでした。
ルルさんの心境の変化もかなり駈け足で表現されていて、物足りない
感じがしましたが、時間が無いのだから仕方が無い。


今回の非常に重要なポイント、ルルさんとママさんの対話。
かつてルルさんがママさんにプレゼントした自作ジュエリー。
それを身につけて言ったママさんのさり気ないひと言、
ママさん:「あたし完璧!」

この言葉が、後々までルル・ド・モルセールさんの心に
焼きついて離れなかったのだそうで。一種のトラウマか。
ママさんとしては、娘との時間を大切にしたかったから映画女優の
お仕事にはあまり執着しなかったと、大方の予想通りのお答え。

しかしそれらが、イースターの謎たま作戦にどう係わるのかついに語られず。
「イースターがルルさんの心の弱味につけ込んだ」と解釈してもらいたい
のでしょうけど、ここに決定的な原作との溝が表れてしまってる気がする。
不自然に挿入されたキャラクターの最期はこんなもんか…。

後日、ロイヤルガーデンでルルさんから語られる、イースターの
「デスレーベル作戦」。放置プレイ中のイクトを使った作戦が動き出す模様。
しかし、ルルさんは戦列に加わることなくフランスへ帰国。
名目は、「ママが映画を引き受けてくれたから」。
その実、「ルルさんが加わるとお話作りが厄介になるから」。
完全な厄介払いに、感動的であるはずの空港でのお別れも消化不良です。うっぷ。

いったい、ルル・ド・モルセールとは何者だったのか。
あちこちで議論(いざこざ?)を巻き起こした彼女が帰国したことで、
「しゅごキャラ!」は新たなステージへ。
青:「あむちゃん、また変な妄想してるね?」
日奈森さん:「ッ!!!」
図星すぎるところで、次週から「デスレーベル編」(勝手に名づけるな)
開始らしいです。

「原作はこうなのに、アニメは…」などと野暮なことは考えずに
楽しめる番組作りに期待してます。