五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

も~っと! おジャ魔女どれみ 「魔女ガエルの村おこし」

2009年09月04日 | おジャ魔女どれみ
すっかり忘れていましたが、今期のおジャ魔女さんのノルマは
「パティシエ試験」。
元老院の魔女たちが所望するお菓子を作って合格していくと…なんだっけ?
それくらい影が薄いパティシエ試験ですが、確か試験に全てパスすると
魔女になれる…という話だったような。

そんでもって今週は、その忘れられたパティシエ試験です。
今回の試験官は、魔女ガエル村の村長・マジョリードさん。

今更ながらですが、魔女ガエルというのは人間に正体を見破られた
魔女の末路。元の姿に戻るには、見破った人間を魔女にして、その魔法で
治してもらうしかない。丁度マジョリカさんと春風さんの関係です。
しかし、多くの人間は恐怖のあまり逃げ出してしまい、魔女ガエルは
一生そのまま。

絶望する魔女ガエルたちの下に、マジョリードさん降臨。
魔女ガエル村を興した救済者なのであった。

しかし、そのマジョリードさんは担当のパティシエ試験をドタキャン。
魔女ガエルの村に直談判に行くおジャ魔女さんたち。


「あの…パティシエ試験を…」

マジョリードさん:「お前たちの相手をしている余裕はない」
マジョリードさんといえば、春風さんたちの師匠であるマジョリカさんも
尊敬する人格者…のはず。

それが、「日本人は信用出来ない」などと差別発言。

暖簾ごしにしか話をしないマジョリードさんに、飛鳥ももこブチ切れ。



飛鳥さん:「人と話をするのに、顔も見せないなんて!」
マジョリードさん:「私にそこまで言ったのは、お前が初めてだ」


飛鳥さんをさらうマジョリードさん。
この頃から緊縛プレイってあったんですね。


飛鳥さん:「わ、私をどうするつもり?」

蝋燭がジジジ…期待緊張が高まるシーンです。
何をするのかと思えば、飛鳥さんを見込んだマジョリードさんが、自ら考案した
魔女ガエル村の新名物のお菓子を試食させるというもの。

魔女ガエル村の名物・魔女ガエル饅頭は、すっかり飽きられてもう
限界なんだそうです。


飛鳥さん:「不味い!」
マジョリードさん:「ガックリガクガク」

煎餅だかクッキーだか、その中にワカメを入れるマジョリードさんの
センスは異常。

マジョリードさんは昔、日本に和菓子の修行に行ってたとか。
彼女の作る不味いお菓子にも、お世辞を言ってしまう人間たち。

魔女ガエル村の名物にしたけれど、全然売れないじゃないか。
本当の事を言うのが友達というものだろう。

しかし、帰国当初に本音で話して失敗してる飛鳥さん。
友達だからこそ、本当の事を言わない場合もある。
日本人の「本音と建前」について、マジョリードさんを諭し。

お菓子作りが下手なマジョリードさんに、試験官の資格があるのかどうか
基本的な疑問が湧きますが、そこには触れない飛鳥さんは優しい子だ。


飛鳥さん:「日本人、優しいヨ!」
マジョリードさんが心を打たれている、丁度そのとき。

 
さらわれた飛鳥さんを捜しまわっていたおジャ魔女さんが到着。
ほうきに乗り損ねたふりをしてマジョリードさんに体当たりを
ぶちかます春風さんが腹黒い。


春風さん:「いてて…」
マジョリードさんのマントの下から現れたのは、なんと魔女ガエル。
マジョリードさん、日本で修行してた頃に正体を見破られたらしい。
それ以来、仮面を被っていた模様。

おジャ魔女さんは、彼女の正体を秘密にしつつ、魔女ガエル村の新しい
名物菓子・「魔女ガエルういろう」を作ってあげましたとさ。


魔女ガエルさんたちと協力してウイロウを作り、それが売れまくる
様子を見るマジョリードさん。

 
まだ人間を信用したわけではないが、このウイロウをもって
パティシエ試験を合格とするマジョリードさん。

おジャ魔女さんが、その純粋さで人間嫌いな魔女たちの心を変えていくという
パティシエ試験回の見本みたいな名作でした。
もっと素直になれよマジョリード…と思わなくはないですが、硬派な
ところが元老院魔女らしくてよろしい。

個人的には、見習い服を着ながら帽子、手袋、ブーツを脱いだ飛鳥ももこに
ハァハァ(結局はそれか


■今週の飛鳥ももこ



ももたん:「わ、私をどうするつもり?」
ウエェヘヘヘ(以下略