五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

けいおん!! 第22、23、24話(最終回)  感想っぽい駄文

2010年09月16日 | 漫画・アニメ
ここのところ、辛気臭い記事が続いたので、久々にアニメの感想でも。
気分転換に…と思って、最終回まで「けいおん!!」を一気に
見てしまいました。夜更かししてます。てか、もう夜が明けそう。

周知のことと思いますが、24話が最終回、残り2回分は「番外編」を
やるそうなので、楽しみです。

ネタバレになりますので、22、23、24話をご覧になっていない方は
飛ばしてください。

以下、ネタバレ中尉、突撃!!
































@22話
まああんまり印象に残らなかったです(ちょ
あの4人が同じ大学を受験して、全員合格というご都合主義のが
ちょっと気になった。
要するに、ムギ先輩はあまり高いランクの大学を選んでいなかった、とか(怒られる
国公立に推薦してもらえるような子と、鉛筆を転がして答えを決めようとする子が
揃って合格ですもん。。まああれはギャグでしょうけど。

平沢さんの、「全員合格したよ~」みたいなメールを受け取って
泣きながら喜ぶあずにゃん(と平沢妹?)。
あずにゃんは、全員揃って合格するよう、お賽銭を1,000円も入れて
願かけしてたからなー。22話の良いところって、あそこだけじゃうわちょなにするやm


@23話
嗚呼、駄目だ。続けて視聴するとどのエピソードが第何話だったかわからなくなるー。
受験も終わった4人、もう用事は無いのに、やはり学校に集まる。
嗚呼、それはわかります。経験ありますから。

なんか、お菓子食べてお茶飲んでダベってるだけみたいdうわなにするやめt

そんな中、平沢さんが「軽音部スゴロク」なる、ドラえもんに出て来そうな
ゲームを制作。田井中さんに、「ゴールが無いじゃん」と言われて却下。
さり気ないギャグにも見えるけど、これってけっこう深い。
要するに、「軽音部にはゴールがない」というわけで(延々続行)。

しかし、そのスゴロクはプレイされることなく却下。
つまり、「延々続行」にはならないよ、と釘を刺したとも受け取れます。
「けいおん!」という作品は、終わります。
それを端的に表したようで、せつなかった。
スゴロクをプレイしていたら、今後の予測が出来てしまいますし、難しいな。。

ちょっと前後しますが、歴代生徒会長のアルバムが残ると聞いて、
自分たちも何か残そう…という軽音部。
自分たちなら、やっぱり音楽でしょ。とばかりにテープレコーダーに
今までの軽音部の楽曲を録音する。

右のリンク欄の「少女創作ファンブログ」の管理人様で、いろいろと
よくしていただいてる相羽さんは、「軽音部は記録を残さず延々続行」
と述べておられます(少し違うかな、すみません)。この録音に関しては、
どう解釈されるのか今から楽しみにしてます。
一度、相羽さんと「けいおん」についてお話してみたいかも(怒られます
相羽さんの23話感想はこちら

話が脱線しましたが、各自思い残すことが無いようにして、いよいよ
フィナーレの卒業式エピソードへ。


@24話(最終回)
ひと言「濃い」。
アニメ「けいおん!!」の最終回は、原作よりも数倍濃いです。
濃いんだけど、何をやってるのかよくわから…おや、こんな時間に誰か来たようだ。

私が「けいおん」を見るようになった2期は、あずにゃん視点で
描かれる話・場面が多かったような。

卒業式も終わって、部室にたむろする部員たちですが、いつも中心には
あずにゃんがいたような。主役:平沢唯・中野梓。
「ハートキャッチプリキュア!」でいうところの、花咲つぼみ・来海えりか
みたいな(拙いたとえですが)。

ずっと強がっていたあずにゃんも、ふと皆の卒業証書を見て感情が溢れ出す。
「卒業しないでよぅ~」と子供っぽく泣く梓。
優しくなだめる先輩方…ここは、原作どおりです。
思わずいい歳して、あずにゃんにもらい泣き。
ええぃ~あぁ~梓にもらい泣き。

先輩方は、あずにゃんのために作ったという歌をプレゼント(演奏)。
これも原作どおりですが、アニメというメディアの利点を活かした
「生バンド演奏」です。
この曲も、どうやらCD化されるらしい。というか、しないともったいないし
番組から生まれた歌は無駄にしないのが「けいおん」の良いところでもあります。

座ってお歌(演奏)を聞くあずにゃん。当然泣きます。
もう…どこまであずにゃんを泣かしたら気が済むんだ。やっぱり主役ですね梓。
そしてそれを、いい歳こいて鼻水垂らして泣きながら見てる私って。。
(私事ですが、すぐに感動泣き・もらい泣きしてしまうので)
まさか、「けいおん」にティッシュ使わされるとはな(えー

そういえば、部費が5円余るという話は23話だったか、最終回だったか。
あれも、「このままでは終わらない」感を醸し出していました。
ご縁がまだあるわけですから。
残る2話の番外編で、何が描かれるのか楽しみ。(「確保ーーっ」が出そうな予感)

他にもいろんな事があったけど、半年間楽しませていただきました。
はじめは「なにこの深夜萌えアニメ」とか失礼な事を考えていたけれど、
一本筋の通った女子高校生の(えー)骨太な物語を見せてもらいました。
すっかり軽音部の皆さん・「けいおん!」の大ファンです。

大好きをありがとう。