【 まぜこぜ交流会・笑顔の工夫編 】
昨日のまぜこぜ交流会で、パチンコシューター以外で多様多世代の人達と対等に試合をするための「笑顔の工夫」をご紹介。
まずは手話で話す聞こえない人とは、簡単な手話を交えて自分の気持ちを伝えます。
写真1枚目は、試合前に聞こえない人に手話を教えてもらっている様子。
これは「上手」の手話ですね。
写真2枚目は、最後の表彰式で優勝チームへ全員で「おめでとう」の手話。
写真3枚目は、全盲の視覚障害者が投げる方向がわかる補助具を付けて投げている様子。
腕とカーレット台の反対側とをゴムで結び、ゴムが引っ張る方向が正面であることが分かる仕組みです。
実はこれまで目標の方向を音で知らせていました。
ところが前回のまぜこぜ交流会で、まわりでワーワーキャーキャーとても賑やかなので音が聞こえないという反省点がありました。
そこで今回は音の代わりになる仕組みを作ってみました。
全盲の男性は「これは良い。とってもやりやすい。」と好評。
他の視覚障害者にも効果的なのかどうか、今後、検討していこうと思います。
ここでもまわりの人が「頑張れ!」の手話で応援。
写真4枚目は子ども用の低い机使用台。
この写真では分かり難いですが、通常の会議用机より15cm程度低くなっています。
ハウス(的)も通常の2倍以上大きいのを使用して、ストーンが入りやすくなっています。
その隣には小さな子どもの遊び場が。
このように様々な工夫をちりばめた会場にしました。
一つ一つを説明する時間があっても良かったかも知れませんが、
それらをまとめた「まぜこぜ通信7」を配布することでカバーしました。
【 まぜこぜ交流会・パチンコシューター編 】
やっぱり大活躍、パチンコシューター!!!
小さな子どもや障害があって手が自由に動かない人が使う、まぜこぜオリジナルのパチンコシューター。
ゴムの力でストーンを飛ばすのですが、人によっていくつかあるタイプを使い分けます。
昨日の交流会では、このパチンコシューターを使う人が10名くらいはいたと思います。
約半数のメンバーがパチンコシューターを使い、2チームが参加した大樹の家チーム。
もう使い方も慣れてきていて、4試合やって2チームとも2勝2敗の成績。
各チーム支援員も2名いましたが、それ以外は重度障害者中心のチームです。
パチンコシューターを使ったり、机の設置方法を工夫したり、いろいろな場所で練習に参加したりの結果、他チームと対等に試合出来たことの証明だと思います。
これぞユニバーサルスポーツ、これぞ笑顔の工夫ですね。