京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『366日』

2025-01-15 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「366日
□監督 新城毅彦
□脚本 福田果歩
□原作 「366日」物語委員会
□キャスト 赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ

■鑑賞日 1月12日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

HYの名曲「366日」。誰もが知っている曲だし、涙した人も多いだろう。

この曲をモチーフにオリジナルストーリーで描いた映画。
今はそのHYを聴きながら感想を書いている。


沖縄の高校生の湊(赤楚衛二)は、同じ高校の後輩である美海(上白石萌歌)と出会い、
二人は惹かれ合いながらも、以降大学生になり東京で同棲するようになる。
しかしながら美海が病気で母を亡くし、しかも美海は妊娠を知っていながらも湊と別れる。

それ違いの恋愛映画なんて、今までにもあったけれど、誰もが耳にしたことのある
「366日」の曲を聴きながら、
色んな自身の想い出を重ねることは多いだろう。
余談ながら、若い頃に自分にも同じようなことがあったなぁと、
この映画を観ながら、懐かしく思い出していた。

不思議なことに17歳の頃の恋は終わったけれど、今でもその時の彼女と会っている。

時代が時代だけに、MDとかで互いの好きな曲を交換するなんて、すごくわかる。

もちろん僕の時代はカセットテープだったけど(笑)
スマホなどない時代だったから、不自由さの中で交換日記なんかもしてたなぁ・・・。

一番立場上辛いだろう美海の夫・琉晴役の中島裕翔がなかなかいい演技だった。
上白石萌歌もなかなかいい演技をしていて、お姉ちゃんに負けない演技だったかなぁ
何かどこかで萌歌ちゃんの歌うシーンも入れて欲しかったなぁ。

知り合って二人の20年の経過を紡ぐこの映画、
ただ、湊も美海も琉晴も高校生の頃とあまり容姿が変わっていなくて、
もう少しそこに時の流れを感じさせてくれたら・・・と思ったりして。

途中からすすり泣く声があちこちで漏れていたが、
隣りの女がずっとポップコーンの音を響かせ、それが無くなったらずっと鼻をすする音
先に泣かれると興醒してしまうやん。


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