ちぇこ屋貿易 商い日記

チェコのかわいいものを集めた雑貨店です。
手作りチェコビーズアクセサリーの販売も始めました^^

ドレスコード007

2015-03-12 14:09:34 | Weblog
ラジオから、スメタナの交響詩”モルダウ”が流れてきます。

日本で育った人なら小学校で聴く曲ですね。

だから”モルダウ”の部分だけ有名になっていますが…

実はこの曲の始まりは別の曲です。

”モルダウ”の部分だけ聴いても、チェコのことを何も知らない人が聴いても(小学生の
ちぇこ屋)心にぐっとくるものがある曲だからいいんですけど。

で、チェコに行った時、知り合った美女がこの曲の冒頭部分をCDで聴かせてくれながら、

ここ!ここを聴いたら涙があふれてくるのよ!!

と力説してくれまして…

おススメのCDまで教えてくれたので、その足でCDショップへ行って買いました。

美しいハニーのおススメですから^m^

ハープ独奏で始まる冒頭部分。チェコを象徴する音楽です。毎年5月に開催される、
”プラハの春”音楽祭のオープニングを飾るコンサートの曲でもあります。それも
作曲者の名前を冠したスメタナホールで!

毎年、同じホールで、同じ曲で始まる音楽祭。チェコの人にとっては格別なコンサート
です。

だから、旅行者にチケットなんて回ってこないのも当然です^^;
翌日開催の同じ演目のコンサートチケットはまだ残っていましたが、それはあくまで

セカンド!

ファーストでないと!意味半減!?(チケット代も違う)

というわけで、ちぇこ屋もセカンドのチケットは買いませんでした。多分、セカンドが
手に入るだけでも、ラッキーなことだとは思いますが…(もったいないかしら?)



スメタナホールのステージ正面です。



こちらが後方。天窓から自然光が取り入れられています。



あまりの美しさに、音楽を聴くのも忘れて見入りそうです…

そんなことにならないために、早めに行って写真を撮っておきます^m^
有名観光地なので、たま~に演奏中にフラッシュありで撮影してしまう人まで!(ダメ
ですよ~!)

日本のホールも、音響はそれぞれ素晴らしいですが、こういう、一見無駄にも思える
優雅さが乏しいのが寂しいところです。こんな美しいホールへのお出かけなら、頼まれ
なくてもおしゃれして出かけたくなるでしょう!?

そんなわけで、ドレスコードというのは、本来自然に身に付くものなんだろうなぁ、
チェコの場合…

というお話でした^m^
チェコでのコンサート、チケットの価格は安いですが、本当に素敵なお出かけになります。

ちぇこ屋貿易商
コメント
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