私は話の最後に余計な一言を加える事が多い (らしい) のだが、本人はユーモアのつもりで言っているのが、往々にしてブラック・ユーモアになったり、失言になっているらしい。そのあたりが無自覚なのは困ったものです。
この日は失言…そうだ、湿原を見に行こう! と、無自覚のまま(?)マクンベツ湿原へ。
ここは石狩市を流れる石狩川に沿った湿原で、道内屈指のミズバショウ群生地ですが、この日はまださほど多く開いて無くて、見頃を迎えるのは来週あたりからでしょうか?
それでも場所によっては白い苞が開いて綺麗でした。周りに生えているのはハンノキ。
ここのミズバショウは湿地の特性?なのか、西岡水源地などの他の場所に比べ、せっかくの白い苞が泥や浮遊物(?)などで汚れている個体が多いのですが、その中では割と綺麗に開いていたものをピック・アップしてみました。
湿原はまだ、ただの茶色の寒々とした光景でも、水辺の葦や木の芽が芽吹いて来ていて、市内に比べると芽吹きは遅めですが、その分紫式部が「まゆにこもりたるは いとおかし」と表現した若い時期の柳に出会えました。
湿原の土手では多くのヒバリがさえずり、湿原から少し戻ると近くを流れるのが茨戸川。
茨戸川は石狩川へと合流し石狩湾に注ぐのですが、合流地点を少し遡った先では水田に水が張られ始めています。いいなぁ~春が始まっていることを実感。
帰りに立ち寄った「はまなすの丘公園」でも、はまなすが芽吹いていました。今年は水田やはまなすの定点観測をするべく、何回か石狩にも来てみることにしましょう。