daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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市制100年の札幌 たまに大通をぶらり

2022-08-20 | 札幌街ブラ

今年で市制100周年となる札幌。右のベタな景色は今年撮ったもので、私が田舎の高校生の頃(50年以上前)に憧れた大通公園と今も変らず、老舗デパートのロゴが変わった程度でしょうか。

普段は南北を結ぶチカホの移動が中心ですが、久し振りに大通の東西をブラっとしようと思ったのは、記念行事の一つ「おおば比呂司誕生100年祭」が催されているからで、会場は三越、北海道文化財団、札幌市資料館の三ヵ所。

氏は札幌出身のイラストレーターで、地元新聞社に勤め新聞のカットなど、道産子には馴染み深く、後に東京に移り雑誌のカットや漫画、商品のキャラクター等も多く手掛け、氏亡き後もキャラクターは現役で活躍しています。

どれもほのぼのとしていて、良いですよね。(パンフレットよりお借りしました)このお婆ちゃんやオヤジ達の顔が、何となくおおば氏に似ているのも好きですし。

 

キャラクターでもう一つ思い出すのが天ぷらの「蛯天」で、この看板の上がった本店は既に営業を終えましたが、別経営の「蛯天分店」は今も変わらず営業をしていて、むかし狸小路に仕事場があった頃は、ときどき食べに来ました。

お昼はここでと決めていて、お店で「おおば比呂司さんを見に行って、ここを思い出して」と言うと女将さんが喜んでくれ、店内の撮影も快く了承してくれました。

頼んだのは普通の天丼(いつもそれだった)ですが、変らぬ味で美味しかった。

ご馳走様でした。

 

食べ終えて大通を西に向かうと、営業を終えたビヤガーデンの撤収作業がされていて夏の終わり、そして祭りの後の侘しさですね。

今年はビヤガーデンに行かなかったなぁ…今日までの真夏日は5日しか無くて行く気が起きず、やっぱり夏は去年のように17日連続で真夏日とかありたいものです。

今年のように真夏がほぼ無く、初夏から晩夏への直行は悲しいです。

愚痴りながら(?)西12丁目まで来て、3ヵ所目の展示会場は札幌市資料館。

元は大正時代に建てられれた札幌控訴院で、大好きな札幌軟石で出来ています。

常設でおおば比呂司記念室もありますが、この期間は更に6部屋がギャラリーに。

ここも撮影禁止ですが、物販のコーナーで商品の撮影のみOKをいただきました。

後で気付きましたが、「どじょう掬いまんじゅう」は山陰限定だったのですね。

期間中に出直し買ってこなくては!「限定」に弱い身としては。

話は旭川に飛びますが、小説「泥流地帯」や「氷点」を書いた、作家の三浦綾子さんも、今年が生誕100年にあたり、10月に記念コンサートもあるそうです。

三浦綾子さんが作詞を手掛けた歌に「ナナカマドの並木道」と「淋しかない」の2曲があり(他には無くこの盤は貴重?)、作曲はヒットメーカー吉田正と、豪華な組合せにもかかわらず、レア盤のままで終ってしまったようです。

そんな事で、北海道の今年100年に関する話、取り留めなく無く綴ってみました。



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