daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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熟した森の香り 晩秋の円山

2022-11-04 | 札幌の四季

私は干支が寅のせいか虎が好き。円山動物園のアムール虎アイが昨年の1月に死に、寂しく思っていたのですが、今度浜松から1歳のやんちゃ盛り?まだ1歳と若いトート君がやって来て11月より公開となり、長めの散歩を兼ね見に行く事に。

藻岩山麓通りを歩いてゆくと、いいお天気で円山が綺麗。折角だから山も登ろうと。225mと散歩の靴のままで大丈夫な山ですし。

 

いつもは円山公園側から登るのですが、この日は動物園側から登る事にしました。

円山はカツラの木が多く、早春は真っ先に山を紅く彩り、初夏の若葉はハート形で和ませてくれ、そして秋にはいい香りを放ち、癒してくれるのです。

このコースでは所々に沢水が流れる場所あって、そこで湿った落葉は特に香りが立ち、ああ、森が熟してきていると感じられ好きです。

 

登り30分程で頂上。高さが藻岩山の半分以下だから、街並みが身近に感じられます。

 

下りは八十八か所大師堂方向で、このルートには動物園ルートには無かった地蔵様や観音様がたくさん祀られています。

所要時間30分程度の距離にたくさんあるので、まるで地蔵通り…何て言うと叱られそうですが、地蔵様、観音様に守られ、今日も楽しく登る事が出来、感謝しています。

 

さて動物園の寒帯館に新しく加わったトート君、浜松では竹に飛び付きなぎ倒していた…何て話も聞きましたが、ここでも低木にアタックをかけたり、ほんと活発ですね。

でも「てへぺろ」やっているあたり、我が家のニャンコと大して変わらないかな?などと、とっても親しみが持てます。次は雪で遊ぶ姿を写しに来よっと。

 

円山公園を下ってゆくと木々が綺麗で、紅葉は真っ赤です。

お天気に誘われて出かけたこの日ですが、七十二候の第五十四候「楓蔦黄」だそうで二十四節気をほぼ五日毎に分けた季節表現と言うのは、恥ずかしながら初耳で、そんなに細かに分けなくとも…と思いつつ、こうして季節がドンピシャと嵌ってみると、先人の感性はすごいなと。いまさらですが。



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