私は干支が寅のせいか虎が好き。円山動物園のアムール虎アイが昨年の1月に死に、寂しく思っていたのですが、今度浜松から1歳のやんちゃ盛り?まだ1歳と若いトート君がやって来て11月より公開となり、長めの散歩を兼ね見に行く事に。
藻岩山麓通りを歩いてゆくと、いいお天気で円山が綺麗。折角だから山も登ろうと。225mと散歩の靴のままで大丈夫な山ですし。
いつもは円山公園側から登るのですが、この日は動物園側から登る事にしました。
円山はカツラの木が多く、早春は真っ先に山を紅く彩り、初夏の若葉はハート形で和ませてくれ、そして秋にはいい香りを放ち、癒してくれるのです。
このコースでは所々に沢水が流れる場所あって、そこで湿った落葉は特に香りが立ち、ああ、森が熟してきていると感じられ好きです。
登り30分程で頂上。高さが藻岩山の半分以下だから、街並みが身近に感じられます。
下りは八十八か所大師堂方向で、このルートには動物園ルートには無かった地蔵様や観音様がたくさん祀られています。
所要時間30分程度の距離にたくさんあるので、まるで地蔵通り…何て言うと叱られそうですが、地蔵様、観音様に守られ、今日も楽しく登る事が出来、感謝しています。
さて動物園の寒帯館に新しく加わったトート君、浜松では竹に飛び付きなぎ倒していた…何て話も聞きましたが、ここでも低木にアタックをかけたり、ほんと活発ですね。
でも「てへぺろ」やっているあたり、我が家のニャンコと大して変わらないかな?などと、とっても親しみが持てます。次は雪で遊ぶ姿を写しに来よっと。
円山公園を下ってゆくと木々が綺麗で、紅葉は真っ赤です。
お天気に誘われて出かけたこの日ですが、七十二候の第五十四候「楓蔦黄」だそうで二十四節気をほぼ五日毎に分けた季節表現と言うのは、恥ずかしながら初耳で、そんなに細かに分けなくとも…と思いつつ、こうして季節がドンピシャと嵌ってみると、先人の感性はすごいなと。いまさらですが。