祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

二目平視

2013-03-29 21:02:36 | 理論―陰陽五行、名言集

二目平視

 

 

 

      「目はまっすぐ前を見,内面は心意で捉える」
 私たちは、目先のことばかりにとらわれがちである。手を動かせば手を見、足を動かせば足元ばかりに気がとられる。はじめは、手を動かせば手を見て、正しいのかどうかを確認する。そのことは非常に大切な段階だ。しかし何時までもそれをやっていると大局を見誤る。運転を覚えたての頃は、近くに発生することばかりに気が取られるが、全体を見ていないととっさに起こったことに対応出来ず、事故をしたり、運転を少ししただけでつかれてしまう。私たちは、リラックスしたまなざしで近くから遠くまでを見つめなければならない。
 そんなまなざしには、熟練が必要だということもまた理解しておかなければならない。

 

 


天地人三才合一

2013-03-29 19:33:28 | 理論―陰陽五行、名言集

天地人三才合一

 

 

    「練拳時にあるのは、天と地と人だけだ。地はすべてを生み出し、天はすべてを  与える、人はそれらと一体になるように練拳する」(王映海、王喜成来日講習会より)

    解説;私たちは、遠くはなれている樹木や星、光、風、火、人・・・とつながること ができる。それは、神秘的なことでは、決してないし、具体的に人を元気にしたり,健康にしたりすることができる。

       携帯電話で話をすると、人は喜んだり悲しんだりすることができる。遠く離れた世界の情報をニュースで知ることはその人を豊かにする。人と会話をするのは、自分自身を元気にする。

        その意味では、近くか遠くかは関係ない。人は様々なもとつながる事で生きているし、様々な物との関係性が自分自身だとも言える。私たちは練拳時には、天と地とつながり、一体になる

       それが練拳だとも言える。

 


真なるものー武芸都道無真経、任意変化勢無究  qi知悟得嬰児玩、打法天下是真形

2013-03-29 19:24:13 | 理論―陰陽五行、名言集

真なるものー武芸都道無真経、任意変化勢無究
        qi知悟得嬰児玩、打法天下是真形

 

 

武芸都道無真経、任意変化勢無究
    qi知悟得嬰児玩、打法天下是真形
  武芸の道に真経なし、変化すれが尽きることはない。
  赤子の戯れから悟れば、天下の打法の真形を知ることができ 

るだろう。
解説
  「武芸の道に真経なし。」とは、「武芸の道に王道なし」と意訳しても良い。武芸を追求するのに、この方法が絶対だというテキストなどない。
固定した方法ではない。変化の中に真実があるのであって、赤子がどんな変化の中でもそれを素直に受け入れ、柔軟に対応し、無限の可能性をもって成長するような物だ。天下の打法の真の形とは、そのようなすべてを受け入れ柔らかくふわっと乗り越え成長していくようなつきることない変化の中にある。
 戴氏の思考って、絶対的な物など何もないといった、単なる相対主義じゃないし、これが絶対なんだ。これが一番いいんだ。といった凝り固まった絶対主義でもない。
変化の中に真実がある。柔らかさの中に強さがあるといった。戴氏なりの開かれた思考だ思う。

 


2013-03-29 12:26:00 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

  投稿者:Xinyi  投稿日:2011年10月23日(日)05時42分2秒

返信・引用

 

戴氏心意拳を学び始めると、「なかなか次を教えてくれない」とに壁に突き当たる。
私も、きちんと学び始めた時には、丹田功と虎歩とDiu把だけを1日6時間、連続10日間、王映海師父にみっちりと教えられた。何で次を教えてくれないのだろう、隠しているのだろうな~とか保守って本当だなとか的外れなことを考えていた。日本で講習会にいけば、,1ー2日の講習会で套路を一つは教えてもらうのは普通だ。私自身も、武術を学ぶことは、
技法をコレクションすることと勘違いしている傾向があった。たくさんの技法を商品のように手に入れれば自分のものになったように感じる。それはやはり錯覚でしかないだろうし、自分のものにはなっていかない。
   「丹田を養うことは、生命という宝を生長させるということであり、お金ではそれを与えることはできない」という戴隆邦の言葉通り、今も戴氏心意拳では、習熟ということを大切にし、次々教えることはしない。
いっぱい中国武術に詳しいし、いっぱいの技法や拳種を知っているのに全く使える身体や技法になっていない、長年武術をやっている人をよく見かける。学ぶ時に大切なのは、正しいことを、しっかり練習して行くこと。
   次はこうして、次はこうする。という表面的な技法をたくさん学んで、自分なりに練習しても、自己流では何年経っても徒労に終わる。私たちは、常に自分自身の練拳の成果を、老師に見てもらいながらどこができていないのかを謙虚に学んで行く姿勢を持っていなければならない。ラジオを聞くには、周波数を調整しなければならないし、重さを天秤で図るなら、微妙なさじ加減で増やしたり減らしたりして初めてバランスがとれ、正確なのはここだなとわかる。
上達は、集めたものを習熟して行くことにある。集める次元で終わってはいけないし、習熟は自己流になってもいけない。頑張って行きましょう!!

 


風邪

2013-03-29 12:13:10 | 練法・技撃・学び方・健康・技法体系

頭が…

  投稿者:xinyi  投稿日:2011年11月12日(土)00時21分15秒

返信・引用

 

風邪をひき始めたなと私が感じるのは、頭の後ろが痛くなる時。こういう時はいつも、葛根湯を飲んで、上着を一枚多く着る。あと体の中を温めるのは効果的だ。生姜湯とか金柑湯があれば最高だし、あったかいお茶でも十分だと感じる。かあーと体が熱くなってきたら、もう風邪は追い出せたなと思う。葛根湯は私はあまり長く飲むことは少ない。鼻水が長引いたりしたら、丹田功をよくします。それから小青竜湯にもお世話になっています。