今回は6度と1オクターブの音程を行います。
すでに十分な練習を重ねていると思いますのでここでは実践的な方法で行います
楽曲「Over The Rainbow」の前半8小節を使って行います。
曲の中に1オクターブと6度の音程の箇所があるのでそれを意識して
これまでと同様にオクターブキーを使わないで演奏した後にオクターブキーを
使って演奏します。呼吸の圧力の瞬発力と持続を感じて下さい。
速度は♩=80程度でスラーごとに一息で演奏してください。
譜面の読む方法として演奏している次の小節を見ることを心がけてください。
今、演奏している小節にかじりついていると次の小節に移った時はタイミングが遅れることになります。
これになれることで初見の曲も演奏しやすくなります。教則本で実際に試すと良くわかります。
長い音にはビブラートをつけます。ビブラートは唇を十分にゆるめ
瞬間的に腹筋で呼吸に圧力をかけます。圧力で唇はその圧力に耐えようと微妙にゆるみ、
圧力を弱くすると元に戻ろうとします。これを素早く繰り返すと音が揺れます。
説明では難しいですが試してください。注意点としては唇のマウスピースへの圧力(締めつけ)
だけでやろうとしないで下さい。最終的に慣れるとそのようになりますが今はそれでアンブシュアが
壊れてしまうことが心配です。まずは腹筋で呼吸の強弱を意識して下さい。
楽曲のキーは「A」と「B♭」です。コンサートキーはアルトサックスでは「Cmaj」「C#maj」
テナーサックスでは「Gmaj」と「A♭maj」です。「m」はマイナー(短調)「maj」はメジャー(長調)
新しく使う運指を参考に表示します。
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