ブログを開設している将棋の棋士の皆さんや、nanaponさんをはじめとする将棋ファンのブロガーが、将棋を題材にした漫画で、7月19日までドラマも放映されていた『ハチワンダイバー』について記事としてエントリーしたり、PRしたりすることで、相当将棋の普及という面で効果があったように、個人的には感じています。
(例えば、nanaponさんなら、こちらや、こちらや、こちらなど他、多数のエントリーがあります。)
月刊誌『週刊将棋』でも、『ハチワンダイバー』について特集が組まれたことも、それを物語っていますよね。
ところで、応援団を題材にした漫画も、実はいくつかあります。
拙ブログでも少し取り上げましたが、現在であれば「スーパージャンプ」で連載中で、新垣 結衣 さん主演で10月11日に上映開始が決まっている、『フレフレ少女』です。
小生の8年後輩で、就職活動中の学生支援を仕事としているクマが、自身のブログの記事でも一生懸命PRしています。
(クマ…PRありがとう。)
実は、コミックの第1巻が8月4日に発売され、小生も購入しました。
上が、コミックの第1巻ですが、実は、小説の方も出版され、発売されています。
この『フレフレ少女』…連載中の漫画の方は、よしづきくみちさんが原画を担当されていて、クマが「スーパージャンプ」の編集者や、よしづきくみちさんと懇意にしていることから、クマが大分応援についての何たるかについて、細かく取材を受けているようです。(拙ブログでも、取材を受けていることに関しては、こんな記事をエントリーしています。)
よしづきくみちさんの絵のタッチは、どちらかと言えば応援団の「ごっつい」感じのイメージとはかけ離れていて、主人公が「百山 桃子」という女性(この主人公を、映画では新垣 結衣さんが演じます)だけあって、少女漫画っぽい柔らかい感じに仕上がっています。
その辺は、応援団を3年間続けた小生としては、ややギャップを感じるのですが、それはそれで、応援団を知らない方にも取っ付きやすいという効果を生んでいると、前向きに捉えることができます。
小生が強調したいことは、以前、拙ブログでもやや批判的にこんな記事をエントリーしてはいますが、実は連載を読み続けると、クマの取材内容がそのまま反映されていて、原作そのものが実にしっかりしているということです。
少し表現を変えると、応援団そのものは、「外見の格好良さ」とか、変形学ランを身につけることから、何かと不良っぽいイメージが先行しがちで、誤解されやすい存在ではありますが、『フレフレ少女』に関しては、その様には仕上がっていない…ということです。
例えば、クマも自身のブログで触れていますが、コミック第1巻のあるページには、こんなやり取りがあります。
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「応援団ってみんなこんな辛いことしてるんですか?何故!?…ただ応援するだけの応援団は、何の為にどうして頑張るんですか!?」
「言った筈だ、それはお前達が自分で考えろ…目的なんて人に教えられるもんじゃなく、自分で見つけるもんじゃないの?」
*************************************
そして、別のページでは、主人公の百山 桃子が、こんな台詞を発します。
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「私達…少しずつ解ってきたんです。人を応援することってどういう事なのか…応援する人間は応援される人間より強くなければならない…より努力している人間だけが他人を頑張れと励ます資格がある…だから私達少なくとも先輩よりもっと努力して、先輩に「諦めるな!」って励ましたいんです!!」
(※ここで登場する「先輩」は、桃子が属する応援団のOB(女性)です。)
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小生の場合、ただがむしゃらに続けてきた結果として3年間続いた感じですが、この台詞と似た感覚は、少しは持ち合わせていた気がしています。
その点からも、クマの取材を細かく受け、それを忠実に連載に反映していると感じました。
もう、今をときめくアイドルのガッキーこと新垣 結衣 さんが映画で主演がどうの…という次元を、完全に超えていますね。
ところで、残念なことに、応援団の今置かれている状況は、相当厳しいものがあります。
明治大学と立命館大学の応援団リーダー部が、暴力的な不祥事を起こしたことで、廃部・解散の措置が取られ、相当な逆風が吹いています。
そんな状況にあっての『フレフレ少女』の連載は、ある意味「チャレンジャー」であり、一歩間違えると、火に油を注ぐ結果を招く事にもなります。
しかし、上記に紹介した台詞が盛り込まれていることによって、応援団の存在が見直されるきっかけになるのではないかと、期待を寄せて小生は連載を楽しみにしています。
この時期に、応援団が題材であるしっかりした原作の漫画が連載されている効果は、大いにあるのではないかと感じずにはいられません。
応援団を良くご存じでない読者の皆様にも、応援団の何たるかを知っていただく意味でも是非お勧めしたい漫画です。
(6年上のカクパン先輩もご自身のブログの記事で、小生と切り口が違っても、クオリティーは似た感想を述べています。)
最後に紹介したいのが、最新号(9月10日発売号)の最後の場面…。
応援団を3年間なり7年間続けた者でないと、なかなか理解はできない感覚ではありますが、「そうそう…そうなんだよ」と思わず興奮してしまった箇所です。
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…そう、応援の力には当たり前に限界がある。どれだけ応援団が魂込めても覆らない現実は必ず訪れる…。けど、そんな時…応援団や自分達や仲間の心をどう動かしていくのか…応援団とは何を応援するものなのか…応援団とは何者なのか──答えを見せてみろ!!…桃子!!…。
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こういう終わり方をされたら、次の「スーパージャンプ」の発売日が思わず楽しみにはなりませんか。
今後の『フレフレ少女』の展開に、期待を大いに寄せたいと思う次第です。
(例えば、nanaponさんなら、こちらや、こちらや、こちらなど他、多数のエントリーがあります。)
月刊誌『週刊将棋』でも、『ハチワンダイバー』について特集が組まれたことも、それを物語っていますよね。
ところで、応援団を題材にした漫画も、実はいくつかあります。
拙ブログでも少し取り上げましたが、現在であれば「スーパージャンプ」で連載中で、新垣 結衣 さん主演で10月11日に上映開始が決まっている、『フレフレ少女』です。
小生の8年後輩で、就職活動中の学生支援を仕事としているクマが、自身のブログの記事でも一生懸命PRしています。
(クマ…PRありがとう。)
実は、コミックの第1巻が8月4日に発売され、小生も購入しました。
フレフレ少女 1 (1) (ジャンプコミックスデラックス)橋本 裕志,渡辺 謙作集英社このアイテムの詳細を見る |
上が、コミックの第1巻ですが、実は、小説の方も出版され、発売されています。
フレフレ少女 (集英社文庫 は 33-1)橋本 裕志集英社このアイテムの詳細を見る |
この『フレフレ少女』…連載中の漫画の方は、よしづきくみちさんが原画を担当されていて、クマが「スーパージャンプ」の編集者や、よしづきくみちさんと懇意にしていることから、クマが大分応援についての何たるかについて、細かく取材を受けているようです。(拙ブログでも、取材を受けていることに関しては、こんな記事をエントリーしています。)
よしづきくみちさんの絵のタッチは、どちらかと言えば応援団の「ごっつい」感じのイメージとはかけ離れていて、主人公が「百山 桃子」という女性(この主人公を、映画では新垣 結衣さんが演じます)だけあって、少女漫画っぽい柔らかい感じに仕上がっています。
その辺は、応援団を3年間続けた小生としては、ややギャップを感じるのですが、それはそれで、応援団を知らない方にも取っ付きやすいという効果を生んでいると、前向きに捉えることができます。
小生が強調したいことは、以前、拙ブログでもやや批判的にこんな記事をエントリーしてはいますが、実は連載を読み続けると、クマの取材内容がそのまま反映されていて、原作そのものが実にしっかりしているということです。
少し表現を変えると、応援団そのものは、「外見の格好良さ」とか、変形学ランを身につけることから、何かと不良っぽいイメージが先行しがちで、誤解されやすい存在ではありますが、『フレフレ少女』に関しては、その様には仕上がっていない…ということです。
例えば、クマも自身のブログで触れていますが、コミック第1巻のあるページには、こんなやり取りがあります。
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「応援団ってみんなこんな辛いことしてるんですか?何故!?…ただ応援するだけの応援団は、何の為にどうして頑張るんですか!?」
「言った筈だ、それはお前達が自分で考えろ…目的なんて人に教えられるもんじゃなく、自分で見つけるもんじゃないの?」
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そして、別のページでは、主人公の百山 桃子が、こんな台詞を発します。
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「私達…少しずつ解ってきたんです。人を応援することってどういう事なのか…応援する人間は応援される人間より強くなければならない…より努力している人間だけが他人を頑張れと励ます資格がある…だから私達少なくとも先輩よりもっと努力して、先輩に「諦めるな!」って励ましたいんです!!」
(※ここで登場する「先輩」は、桃子が属する応援団のOB(女性)です。)
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小生の場合、ただがむしゃらに続けてきた結果として3年間続いた感じですが、この台詞と似た感覚は、少しは持ち合わせていた気がしています。
その点からも、クマの取材を細かく受け、それを忠実に連載に反映していると感じました。
もう、今をときめくアイドルのガッキーこと新垣 結衣 さんが映画で主演がどうの…という次元を、完全に超えていますね。
ところで、残念なことに、応援団の今置かれている状況は、相当厳しいものがあります。
明治大学と立命館大学の応援団リーダー部が、暴力的な不祥事を起こしたことで、廃部・解散の措置が取られ、相当な逆風が吹いています。
そんな状況にあっての『フレフレ少女』の連載は、ある意味「チャレンジャー」であり、一歩間違えると、火に油を注ぐ結果を招く事にもなります。
しかし、上記に紹介した台詞が盛り込まれていることによって、応援団の存在が見直されるきっかけになるのではないかと、期待を寄せて小生は連載を楽しみにしています。
この時期に、応援団が題材であるしっかりした原作の漫画が連載されている効果は、大いにあるのではないかと感じずにはいられません。
応援団を良くご存じでない読者の皆様にも、応援団の何たるかを知っていただく意味でも是非お勧めしたい漫画です。
(6年上のカクパン先輩もご自身のブログの記事で、小生と切り口が違っても、クオリティーは似た感想を述べています。)
最後に紹介したいのが、最新号(9月10日発売号)の最後の場面…。
応援団を3年間なり7年間続けた者でないと、なかなか理解はできない感覚ではありますが、「そうそう…そうなんだよ」と思わず興奮してしまった箇所です。
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…そう、応援の力には当たり前に限界がある。どれだけ応援団が魂込めても覆らない現実は必ず訪れる…。けど、そんな時…応援団や自分達や仲間の心をどう動かしていくのか…応援団とは何を応援するものなのか…応援団とは何者なのか──答えを見せてみろ!!…桃子!!…。
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こういう終わり方をされたら、次の「スーパージャンプ」の発売日が思わず楽しみにはなりませんか。
今後の『フレフレ少女』の展開に、期待を大いに寄せたいと思う次第です。