いやぁー、今日はコメンテーター温故知新さんとY君の3名で3時間半、
歌いまくりましたねー。
お陰で直前まで溜まりに溜まったストレスが全て吹き飛びました!
この場を借りて御礼申し上げます。
特に温故さん、「フラワー」良かったです。Y君また「有楽町であいましょう」。
・・・・・ということで更新が遅れてすいません。
このブログは、つまらんネタの時はコメントが少ないので非常に分かりやすい。
今日も多分、そうだと思います。まぁ、いいじゃないですか。
NIKKEI NETでこんな記事をみつけました。続いてコメント。
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切手在庫の入力ミス、郵便事業の利益を修正
日本郵政公社は15日、2006年3月期決算で郵便事業の純利益が前期比91%減
の26億円になったと発表した。5月下旬に公表した速報値では2億円としていたが、
切手販売に伴う入力ミスなどが見つかり、数字を修正した。
監査法人による指摘を受けた修正で、郵便貯金と簡易保険の公表値に変更はない。
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(コメント)
① 監査、がんばりましたね-。
日本郵政のプレスリリースはこちらから。
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/sonota/060615j901.html
公社全体の純利益1兆9,331億円の中で、24億円の上方修正にどれだけ意味
があるのかと内心思いつつも、郵便事業に限れば2→26億円ですから、
そりゃ大きいですね。
② そういえば思い出しました。切手の会計処理。確かこんな感じだったと。
・販売された切手は使用されないと収益に計上できない、
・ 販売されて使用されていないいわば退蔵切手は
商品券のように発行者にとって累積債務
そこで調べてみました。
退蔵切手、言い換えると前受郵便料、どのくらいあるのかなーと。
昨年のディスクロ資料のP.77に郵便事業の貸借対照表がありましたので
見てみますと・・・・エッ!499億円しかないんですか・・・・・・・。
http://www.japanpost.jp/ir/pdf/disclo-05y/05.pdf
1年間に発行される切手のうち1割程度が退蔵されるとするとその程度の水準に
なるようですので妥当な水準なのでしょうが、少々違和感がありますね。
そもそも公社発足時に、退蔵切手に係る負債を確定させるため、
総務省は「切手類販売所」の販売実態調査から推計したと聞いておりますが、
感覚的にちょっと少ないような・・・。
というのも、さして切手ファンでも私の家にも、昔買ってまだ使っていない
記念切手が数千円分くらいありますからね。
それとも公社発足時に一気に累積債務を処理しちゃったんですかね?
だとすればいいんですけどね。
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とオロオロしてしまう律儀な一読者です。
さて、切手ですが、コレクターにとってのお宝であれば
郵政公社の「流動負債」になっていなくても問題ないでしょう。
どんな処理をしたのかは気になりますから、またいつか
教えてください。
「古銭を日銀の債務にするべきか」てな話と同様すね。
NTTのテレホンカードの方が悪質ですよ。
あれだけ乱売しておいて、公衆電話をあっという間に
激減させちまった。
みなさん何枚死蔵していますか?
海外から東京へ引っ越すときに、あらかじめ電話の
開通工事を頼んでおこうと思ってNTTに電話したら、
さんざんたらいまわしされた挙句に
「うちは国内専門のサービス会社なので、当社から
海外には電話をかけることができない。したがって、
連絡先が海外の人には連絡する事ができないので、
海外からの申し込みは受け付けられない」
といわれました・・・。
海外から国際電話で申し込みをしているユーザーに
こう言ったんですよ。実話です。
さすがは天下のNTT。
民営化企業のなかではダントツのサービスです。
未使用の切手は
コレクターの死蔵や民間の通常在庫分等のほかに
とあるところに大量にあるようです。
郵政の闇はかなり深い模様・・・
なお、上のコメントにあるような古銭やテレホンカードの話にも通じますが
個人的には、
民間企業が財務諸表に計上している
繰延税金資産(又は負債)は
国家の財務諸表を作る際には
前受金(又は未収入金)
として計上をすべきと考えていますw
(少なくとも国内上場企業の提出会社単体の
集計は可能だと思います。)