いつもご覧下さり誠にありがとうございます。
さて本日は・・・・・・
最近ネタ枯れで七転八倒する私をみかねてか、同僚の「ハカセ君」ことY氏から
「こんなレポートがありましたよ」と情報提供がありましたので早速ご紹介。
リーマンブラザーズ証券7月30日付レポート
「利益の質に注目した株価逆バリ戦略」。
「利益の質」「逆バリ」どちらも私の好きな言葉です。
現物はご紹介できませんが、概要をサクッとご紹介します。
■「利益の質」分析に基づいて、リバーサルが期待できる銘柄を選択
--------------------------------------------------------------
<ファクター>
①アクルーアルズ(会計発生高)に基づく利益の質
(経常利益-営業キャッシュフロー)÷総資産
②資産更新率に基づく利益の質
設備投資額÷減価償却費
③予想利益の変動性
過去2年間における予想経常利益の変動性
(アナリストコンセンサスデータに基づく)
■アクルーアルズ(会計発生高)
------------------------------
この数値が相対的に低い企業は、高い企業と比較して、
翌年において会計上の利益に高い伸びが期待できるとか。
■資産更新率
------------
この数値が相対的に低い企業は、一般的に翌年において償却負担が軽減
されるため、更新率が高い企業と比較して、
より高い利益の伸びが期待できるとか。
■各指標の関連性
-----------------
資産更新率とアクルーアルズが低い企業は、
1)高い企業と比較して、翌年では利益の伸びが高くなる傾向が見られる。
2)平均的に見て、将来において予想利益の変動が大きくなる傾向がある。
■銘柄選択
-----------
株価下落の大きい株式の中から上記の3指標、
株価動向(6か月株価モメンタム・12か月株価アクセレレーション)
に基づいて選択。
■そして・・・・・・・ランキング・ベスト20がコレ。
----------------------------------------------
①6703 沖電気
②9506 東北電力
③9205 日本航空
④9508 九州電力
⑤9502 中部電力
⑥6963 ローム
⑦6773 パイオニア
⑧9531 東京ガス
⑨9613 NTTデータ
⑩7205 日野自動車
⑪4452 花王
⑫2501 サッポロホールディング
⑬5332 TOTO
⑭4911 資生堂
⑮8252 丸井グループ
⑯5101 横浜ゴム
⑰7282 豊田合成
⑱7912 大日本印刷
⑲7259 アイシン精機
⑳7201 日産自動車
*******************************************************************
(コメント)
・このネタを連携してくれたハカセ君も、そして私も、
3位に目が釘付けになりました。
日本航空・・・・って「利益の質」そんなに良かったっけ?
先日ご紹介した細野会計士著作「法廷会計 対 粉飾決算」では
日本航空を「空飛ぶ簿外債務」など秀逸な表現でその会計処理の不透明さ
を指摘しておりましたしね。
ランキングの根拠となった詳細データまでは付いていなかったので
何とも言えませんが、思うに、
設備更新率が低くて、それが大きく効いたのかなぁと。
そもそも設備更新率と利益の質との関係が
浅学非才の私にはイマイチ理解できなかったですけどね。
で、このリストの投資パフォーマンス。どうなることやら。
怖いもの見たさの方は、ご自身の責任で投資されたらいかがでしょうか。
さて本日は・・・・・・
最近ネタ枯れで七転八倒する私をみかねてか、同僚の「ハカセ君」ことY氏から
「こんなレポートがありましたよ」と情報提供がありましたので早速ご紹介。
リーマンブラザーズ証券7月30日付レポート
「利益の質に注目した株価逆バリ戦略」。
「利益の質」「逆バリ」どちらも私の好きな言葉です。
現物はご紹介できませんが、概要をサクッとご紹介します。
■「利益の質」分析に基づいて、リバーサルが期待できる銘柄を選択
--------------------------------------------------------------
<ファクター>
①アクルーアルズ(会計発生高)に基づく利益の質
(経常利益-営業キャッシュフロー)÷総資産
②資産更新率に基づく利益の質
設備投資額÷減価償却費
③予想利益の変動性
過去2年間における予想経常利益の変動性
(アナリストコンセンサスデータに基づく)
■アクルーアルズ(会計発生高)
------------------------------
この数値が相対的に低い企業は、高い企業と比較して、
翌年において会計上の利益に高い伸びが期待できるとか。
■資産更新率
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この数値が相対的に低い企業は、一般的に翌年において償却負担が軽減
されるため、更新率が高い企業と比較して、
より高い利益の伸びが期待できるとか。
■各指標の関連性
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資産更新率とアクルーアルズが低い企業は、
1)高い企業と比較して、翌年では利益の伸びが高くなる傾向が見られる。
2)平均的に見て、将来において予想利益の変動が大きくなる傾向がある。
■銘柄選択
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株価下落の大きい株式の中から上記の3指標、
株価動向(6か月株価モメンタム・12か月株価アクセレレーション)
に基づいて選択。
■そして・・・・・・・ランキング・ベスト20がコレ。
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①6703 沖電気
②9506 東北電力
③9205 日本航空
④9508 九州電力
⑤9502 中部電力
⑥6963 ローム
⑦6773 パイオニア
⑧9531 東京ガス
⑨9613 NTTデータ
⑩7205 日野自動車
⑪4452 花王
⑫2501 サッポロホールディング
⑬5332 TOTO
⑭4911 資生堂
⑮8252 丸井グループ
⑯5101 横浜ゴム
⑰7282 豊田合成
⑱7912 大日本印刷
⑲7259 アイシン精機
⑳7201 日産自動車
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(コメント)
・このネタを連携してくれたハカセ君も、そして私も、
3位に目が釘付けになりました。
日本航空・・・・って「利益の質」そんなに良かったっけ?
先日ご紹介した細野会計士著作「法廷会計 対 粉飾決算」では
日本航空を「空飛ぶ簿外債務」など秀逸な表現でその会計処理の不透明さ
を指摘しておりましたしね。
法廷会計学vs粉飾決算細野 祐二日経BP社このアイテムの詳細を見る |
ランキングの根拠となった詳細データまでは付いていなかったので
何とも言えませんが、思うに、
設備更新率が低くて、それが大きく効いたのかなぁと。
そもそも設備更新率と利益の質との関係が
浅学非才の私にはイマイチ理解できなかったですけどね。
で、このリストの投資パフォーマンス。どうなることやら。
怖いもの見たさの方は、ご自身の責任で投資されたらいかがでしょうか。