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まるで『ルーキーズ』  ~箱根駅伝往路に思う

2009-01-02 | スポーツ系雑感

お疲れさまです。

中継は見ていなかったのですが、箱根駅伝で奇跡が起きたそうですね。
まずは1月2日 産経新聞から。

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神をも超える“奇跡”…東洋大を往路Vに導いた柏原 箱根駅伝



 “神を超える奇跡”が起きた。9位でたすきを受けた東洋大の5区・柏原が、
「山の神」と呼ばれた順大・今井正人(現トヨタ自動車九州)の区間記録を
47秒も縮める驚異的なタイムをマーク。早大との4分58秒差を一気に逆転し、
トップで芦ノ湖のゴールテープを切ってみせた。

 「応援の多さに、感謝の気持ちで一杯です」。
箱根デビューのスーパールーキーがはにかんだ。

 12月上旬、部員が強制わいせつの現行犯で逮捕され、チームは大きな衝撃を
受けた。一時は出場も危ぶまれたが、川嶋伸二前監督と部長が引責辞任することで
出場の道を開く。
部員たちは「走れることに感謝しよう」と結束。

「命をかけて戦ってくれた監督のためにも負けるわけにはいかない」と柏原。
悔しさを箱根の山にぶつけるしかないと思っていたという。

 だから「前半は落ち着いて走れ」との佐藤尚監督代行の指示を無視。
「5分差がなんだ。奇跡を起こしてやる」と無我夢中で走った。
残り3キロ付近で早大の背中をとらえると、最後の平地で相手を一気に突き放した。


箱根の山道で、また新たな伝説が誕生した。

                           (引用終わり)
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(コメント)

・関連動画 →「往路5区ハイライト」(第二日本テレビ)



・部の不祥事、命をかけて戦ってくれた監督の引責、
そしてここ一番で選手が見せた奇跡・・・・・・。

つい最近再放送を見終えたばかりのTBSドラマ「ルーキーズ」
彷彿させる内容です。

ドラマでは高校野球が舞台でしたが、実写版は大学駅伝でしたね。


ROOKIES (ルーキーズ) 表BOX通常版

TCエンタテインメント




ルーキーズの登場人物には阪神タイガースの有名選手に因んだ名前が
付けられておりますが(たとえば、監督が川藤とか)、
東洋大「奇跡」立役者の苗字は柏原。

いました。元阪神に柏原純一という選手が。
かなり強引ですが、何か因縁を感じますね。



でもいい言葉ですよね。「奇跡を起こしてやる」。
捨てたもんじゃないね、今の若い人の根性も。

たびたび紹介しているこの本にこんな記載があることを思い出しました。

この国を作り変えよう 日本を再生させる10の提言 (講談社BIZ)
冨山 和彦,松本 大
講談社


p.111「若者が優秀でないはずがない」

団塊の世代あたりが今の若者には覇気がないと決め付けるがあまり説得力が無いと
思う。最近社会問題となっている年金の未払いは見方によっては一種の抵抗運動。
あんなことができるのだから十分覇気はある。

だいたい、数学的帰納法で考えるのなら、
どの時代も若者のほうが、彼らより上の世代より優秀でないとおかしい。
もし、そうでないなら、今頃人類は滅亡しているはずだから。


まっ、世の中を前向きにしてくれる、この手の奇跡は大歓迎です。



なかのひと



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