いやぁー、疲れました。
週末残業がボディブローのように効いてきまして、
今日の午後はヘロヘロ状態でした。
また、私の職場では新進気鋭のアナリストⅠ君が某大学院に
派遣されることになり、今日が最終日。
ところが前日、急に「ヘッジ会計のレポートの原稿を作ったのですが、
再査など後は一切お任せします!」と突然の引継ぎ。
見事なまでの、業務の「包括ヘッジ」です。
でも、勉強頑張ってね。で、私にも知恵をつけてやってください。
さて、本日のネタ。久々にプリヴェです。
① 本日、3Q決算短信(連結)出しました。1枚物。しかも、売上情報のみ。
HPはこちら→ http://www.prvz.com/
連結売上高 3Q累計 557臆円 (前年同期比+232億円)
増収の内訳 自動車販売関連 +83.5億円
上場株式等投資事業 +116.7億円
ロジスティック事業 +38.9億円
ネットワーク事業 ▲6.9億円
3Qだけの売上は243億円。このうち104億円が上場株式等投資事業。
今期から上場株式等投資事業を開始しているため、保有株の売却(益)や
含み益など、売上や営業利益がいかようにもブレてしまう収益構造。
これでは確かに、業績予想は難しいですね。
京成電鉄や阪急は含み益になっているようですが、キャッシュフローには
当面貢献できない。となると他の事業でどれだけキッチリ利益を出せるか?
しかし、これで何をせい!っていうのでしょうかねぇ?
②そういえば、プリヴェと阪急HDが「場外乱闘」していたんですね。
読売新聞の2月10日記事よりご紹介。
-------------------------------------------------
阪急ホールディングス(HD)の発行済み株式の5・31%を保有する筆頭株主、
プリヴェチューリッヒ企業再生グループの松村謙三社長と、阪急HDと助言契約を
結んだ企業買収助言会社GCAの佐山展生代表(一橋大大学院教授)が9日、
京都市で開幕した関西財界セミナーで顔を合わせ、
企業買収のあり方などを巡り論戦を展開した。
松村氏は、「阪急と、京成電鉄の株を買ったのは割安だから。
友好的な株主として、(阪急には)宝塚歌劇の上場といった企業価値向上の
アイデアを申し上げている」と敵対的買収との見方を否定した。
これに対し、佐山氏は、「経営者がこれ以上買ってほしくないと言うのに買い増せば、
その分は敵対的と定義される。どうするのか」などと問いただした。
松村氏は「1%保有した場合と20%とでは違う」などとかわしたが、
佐山氏が「(阪急HD株のような)5~6%ではどうか」と、
明確な回答を求める場面もあった。
----------------------------------------------------------------------
(感想)
ウーン、この記事を見る限り、阪急のいわば代理人・佐山氏の圧勝ですかね。
「割安だから買った」っていうのは株式なら当たり前の理屈で私にも言える。
プリヴェはM&Aのプロとの論戦に臨む心構えができていなかったようです。
彼らに経営に深く関与して企業価値を上げるってほどの覚悟は感じられませんし、
そもそもは、割安株を大量保有して世間の注目を浴びる→知名度を上げる→
さらなる資金流入を期待するっていう戦略に過ぎないと思われます。
実際、3月には経営改革ファンドっていうのを立ち上げるそうで、
その資金の呼び込みにはいい宣伝になったと思います。
しかし、相手が悪かった!ベビーフェイス佐山氏ですから・・。
適当にお茶を濁して、そこそこの売却益を取って終わると見ていますが・・・・。
③またまた話が変わります。
先日、日経で大々的に募集していた、28歳以下の秘書と経理担当者。
採用できたのでしょうか?
<参考の拙稿>プリヴェチューリッヒ企業再生グループの人材募集広告に思う
http://blog.goo.ne.jp/dancing-ufo/e/f2d83f41bca87dd3f35147ce54f73d30