すいません、三連休は旅行に出かけてまして更新できませんでした。
まずは、Y君へ。
ミクシィのご紹介、お願いしたところ早速ご連絡くださり、
有難うございました。
早速登録しました。徐々に慣れていきたいと思います。
もちろん、このブログは従来通り更新していきますので、
引き続きよろしくお願いします。
そして、明日のライブドアの監査人によるセミナー。
NHK「クローズアップ現代」も取材に来るそうですね。
まっ、このブログでも内容をご紹介したいと思います。
で、本日のネタですが、
週刊東洋経済06.9.23号P.18
「ソフトバンク・孫社長が激怒 外資証券のレポートで株価急落」のご紹介
とコメント。
---------------------------------------------------------------------
・8月24・25日、某外資系証券のレポートをきっかけにソフトバンク株価急落。
・ところが、「これが間違いだらけの代物」(ソフトバンク関係者)とか。
抗議のために同社が準備している社内資料によると・・・・・
-ボーダフォン日本法人の有形固定資産 誤 1兆470億円 → 正 7,895億円
-ボーダフォン日本法人の資産の計上方法
某外資系=SBが有形固定資産の一部を(別項目に)再分類した可能性もある
ソフトバンク=同じ国内における企業買収において会計基準が異なることはありえ
ない。アナリストはレポートを書く前に連結会計、M&A会計について
勉強すべきであった、と。
・SB側ではIR部門や法務部門が総出で抗議の準備中とか。
-------------------------------------------------------
(コメント)
①早速、手を尽くして、問題のレポートを入手しました。
担当アナリストは外人さんなんですね。
で、中を見ると、ボーダフォン統合前後のバランスシート主要項目を並べて差額を
分析しておりました。こうした資産サイドからのアプローチは、どちらかといえば
利益を重視する株式レポートでは余り見かけませんので、それなりに新鮮に
感じましたし、アプローチとしては悪くないと思います。
しかし、その比較から得られた結果の解釈・推論が少し的外れだったのでしょうか。
②ただ、どうなんでしょうか。
私もこれまで外資系証券のアナリストと発行体(企業)との間のトラブルっていう
のを、某ノンバンク(○○ックス)、某小売(○○○電機)とか過去もいくつか
見てきました。
今回も大きく盛り上がってしまうのでしょうか。
単なる「アナリストの出入り禁止」では済みそうもなさそうですね」
確かに、誤謬が本当だとしたらそれは災難だと思います。万が一この一件で、
プロとして稚拙なところがあるとしたら当該証券会社も迅速かつ率直に詫びるべき
なのでしょう。
しかし一方、SB側にしても、アナリスト活動に介入するような姿勢を見せると、
それはそれで見る人が見ると不審に思うし、他のアナリストも萎縮して
「思い切ったこと」が書けなくなってしまう。
まっ、誤解されないような分かりやすい情報開示、及びアナリストとのコミュニ
ケーションが一番の妙薬なのでしょうか。大人の対応を期待してます。
まずは、Y君へ。
ミクシィのご紹介、お願いしたところ早速ご連絡くださり、
有難うございました。
早速登録しました。徐々に慣れていきたいと思います。
もちろん、このブログは従来通り更新していきますので、
引き続きよろしくお願いします。
そして、明日のライブドアの監査人によるセミナー。
NHK「クローズアップ現代」も取材に来るそうですね。
まっ、このブログでも内容をご紹介したいと思います。
で、本日のネタですが、
週刊東洋経済06.9.23号P.18
「ソフトバンク・孫社長が激怒 外資証券のレポートで株価急落」のご紹介
とコメント。
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・8月24・25日、某外資系証券のレポートをきっかけにソフトバンク株価急落。
・ところが、「これが間違いだらけの代物」(ソフトバンク関係者)とか。
抗議のために同社が準備している社内資料によると・・・・・
-ボーダフォン日本法人の有形固定資産 誤 1兆470億円 → 正 7,895億円
-ボーダフォン日本法人の資産の計上方法
某外資系=SBが有形固定資産の一部を(別項目に)再分類した可能性もある
ソフトバンク=同じ国内における企業買収において会計基準が異なることはありえ
ない。アナリストはレポートを書く前に連結会計、M&A会計について
勉強すべきであった、と。
・SB側ではIR部門や法務部門が総出で抗議の準備中とか。
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(コメント)
①早速、手を尽くして、問題のレポートを入手しました。
担当アナリストは外人さんなんですね。
で、中を見ると、ボーダフォン統合前後のバランスシート主要項目を並べて差額を
分析しておりました。こうした資産サイドからのアプローチは、どちらかといえば
利益を重視する株式レポートでは余り見かけませんので、それなりに新鮮に
感じましたし、アプローチとしては悪くないと思います。
しかし、その比較から得られた結果の解釈・推論が少し的外れだったのでしょうか。
②ただ、どうなんでしょうか。
私もこれまで外資系証券のアナリストと発行体(企業)との間のトラブルっていう
のを、某ノンバンク(○○ックス)、某小売(○○○電機)とか過去もいくつか
見てきました。
今回も大きく盛り上がってしまうのでしょうか。
単なる「アナリストの出入り禁止」では済みそうもなさそうですね」
確かに、誤謬が本当だとしたらそれは災難だと思います。万が一この一件で、
プロとして稚拙なところがあるとしたら当該証券会社も迅速かつ率直に詫びるべき
なのでしょう。
しかし一方、SB側にしても、アナリスト活動に介入するような姿勢を見せると、
それはそれで見る人が見ると不審に思うし、他のアナリストも萎縮して
「思い切ったこと」が書けなくなってしまう。
まっ、誤解されないような分かりやすい情報開示、及びアナリストとのコミュニ
ケーションが一番の妙薬なのでしょうか。大人の対応を期待してます。
そもそも有形固定資産と固定資産の数字を取り違え、それをベースにレポート書いちゃうなんて.....ソフトバンクでなくても怒るでしょう。
加えてどうもプーリング法とパーチェス法の違いも理解しないでM&Aについて書いてしまったみたいで....。そりゃ、怒るのも当然ですよね。情けない。