◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

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企業の究極のパンデミック対策とは? -「日本CFO円卓会議」にて思う

2005-11-30 | 会計・株式・財務
dancing-ufo、略してCFO(最高財務責任者)の私は、
ブログの馬鹿馬鹿しさが評価されて、英economist誌主催の
「日本CFO円卓会議」に特別招待され、本日出席してきました。


特別招待というのは大ウソでして、
私が会員でもある日本CFO協会から数日前に来た
「先着10名さまに無料ご招待」という、
スーパーの特売品のような案内に飛びついたものです。

マトモに払うと会費が15万円ですから、
経費にうるさい会社に勤める貧乏な私が即座に応募したのは
想像に難くないでしょう。


会議の講師として、某自動車会社のCFOや某通信会社のCFOなど、
普段、到底お目にかかることのできない外国人役員の方々が多数ご出席。

私も、いつものように、ご挨拶がてら名刺交換をしようとしましたが、
そこで、あることに気づき、呆然となりました。



「しまった!名刺のウラは白紙だ!」



そうです、普通、ビジネスマンの方でしたら、表面には日本語、
裏面には英語で名刺を作成しますが、
私の場合、外国の方とお会いすることがほとんどなく、
また名刺は自己負担で作成するため、
よりコストのかかる裏面印刷をしていなかったのです。


もちろん、仮に名刺はあったとしても、
英会話はできませんから、一緒ですけど。


会議の内容のうち、皆さんの参考になりそうなものは
後日ご紹介してきたいと思いますが、
本日は一点だけ。企業のリスク管理のお話を。


「パンデミック」という言葉、最近よく聞かれませんか?
新型インフルエンザのような疫病が「世界的大流行」ことを指す
言葉だそうです。


それで、この新型インフルエンザが万が一「世界的大流行」した場合、
すなわちパンデミックとなった場合、企業はいかなる対策を打てるのか?


常識に照らせばいろいろな対策が思い浮かぶと思います。
たとえば、
そうなった場合を想定した「事業継続プラン」を作る、
ワクチン在庫を十分に確保、公的機関との情報共有。


リスク問題を担当した講師の方は
「多くの会社は、そんなことは起きないだろうと“無視”する」と
仰っていました。これも一つの戦略かも知れません。


しかし、真顔でこうも仰いました。


「万が一パンデミックになった場合は・・・・ホテルや航空機会社を買う」


不謹慎な話かもしれませんが、
新型インフルエンザが大流行の兆しが見え出すと、
ホテル株などがM&A期待から動意づくっていうことが起こるのでしょうか?
(そんなの、起きては困りますけどね)


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さて、明日12月1日は、12年ぶりにサザンのコンサートに行って参ります。
行きつけの新宿のチケット屋で先週末、なんと定価でGetできたのです。

ということで、明日は午後6時には会社を出ます。
これをご覧になっている,私の素性を知る関係者の方々へ。
ご要件は午後5時までにお願いします。
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